【12日目】 私の夫になる男、ショボすぎ問題

前回の記事で公開したガリ久との電話対談は、私にとって衝撃的だった。

彼の恋愛偏差値が低いことは知っていた。

でも、そこまで女にナメられて、尻に敷かれるどころか足蹴にされて、不満を感じながらも状況を打破できない男になってしまっているとは思わなかった。

「情けない」「ダサすぎる」「しっかりしてくれ…」とひたすら思った。

▼ 私の夫になる男、ショボすぎ問題

世の中の恋愛コラムニストの女性たちが、こぞって「私はこんなイケイケの旦那を捕まえました！それもこれも全部、恋愛テクを極めた結果です♡」ってキラキラ発信をしている中で、私の夫になる男のショボすぎることよ…（もうちょっと頑張ってくれ）

まぁ、もともと私は自分の軸だけで異性を選ぶ性癖だから、イケイケハイスペ男性には全く興味がないし、その手のブランディング（イケイケ捕まえた私）をする気もさらさらない。だからこうして赤裸々に書いているんだけど。

この手のエッセイや結婚報告は、盛ろうと思えばいくらでも盛れるからね。

しかし、現実はこうだよ。↓

▼ ２時間以上に及ぶ通話のあとに、ガリ久に送ったLINE。言いすぎたので、フォローしといた。

「向こう（山賊女）だけが恩恵受けてたかと言うとそうでもない」という微々たる反抗を繰り出すガリ久。

おまえ、洗脳までされやがって…

しかし「今日か明日（＝土日で）話し合うつもり」との返答だったので、彼らが別れてから２ヶ月間も停滞していた問題が、少しは前に進むのかな？と期待して待つことにした。

「もう尻叩かないようにします」って言ったからね。
あんま言うと、ガリ久凹むから。

待つ。

待つ…

待つ…

待てなかった。

日曜日が終わって、日付が変わった瞬間にソッコー送った。

▼ クソつまらんパターンのフラグ立ってる

だってこっちは今すぐ結婚したいんだよ。

100日後も元カノと同棲とかしてたらたまんないよ、一体どうやって結婚するの？３人暮らし？

私、こんな状況想定せずに『100日以内にプロポーズする女』とかいうタイトル付けてエッセイ始めちゃったけど、もうこのまま残り90日くらいずっと

私「同棲解消できたー？」
ガリ久「まだー💦」

ってなるクソつまらんパターンのフラグ立ってないか？

もはやガリ久と結婚できない心配より、このエッセイがグダグダになることのほうが私は心配だよ。

この100日分のエッセイを２人の結婚の記念に残して、いつかソファとかに座って一緒に読みながら

私「あの時期こんなこと考えててさ〜」
ガリ久「え〜嬉しい」

みたいなこと言い合いたいなって思ってたのに…

今のところ超情けないぞ、ガリ久。
あとで自分で読んでみて、「うわ客観的に見るとこんな感じなんだ…パパ活じゃん」って痛感しやがれ。

（でも凹まないでね。私も＂都合のいい女＂をやってたときは、その不遇に気付かなかったよ。人って渦中にいるときはそんなもん）

▼ 東京行きを彼に報告

私は母と話し合い、緊急事態宣言が明ける６月に関東へ乗り込む算段を立てた。

母も千葉県に会いたい親戚がいるらしく、「成田空港着の飛行機なら、母が密の多い東京都内に入らなくて済む」ということで、一緒に飛行機で行くことに決めた。

そのことをガリ久にご報告。

尻を叩かないと約束したそばから、煽りに煽りまくる私。

だってこれまでの展開的に、村人Ａであるガリ久が山賊様に「あのぅ…ここ私の家なんで、そろそろ出て行ってもらえまセンカ…」ってお気持ちを表明したところで、顔面にタバコの煙ぷは〜ってされて「ぬぁんだぁ〜？」って言われて終わりでしょ。

だから、「あなたが元カノとダラダラ同棲してる腑抜け野郎だという話は、うちの母にも筒抜けです。お？ええんか？」という煽りをトッピングしておいた。（母、悪者にしてすまん）

それなのに、これに対するガリ久の返答がサイコーすぎて、私は「あぁ、これこれ、だから私はこの人が好きなんだった」と思い出すことになってしまった。

ガリ久のポイント、あと２点くらいしか残ってなかったのに（０点になったらプロポーズ辞めてたかもしれん）、たった一文のメッセージで、８０点くらいまで回復した。すごい。

長くなったので、そのサイコーすぎるメッセージは次の記事で公開するね。

▼ 珍しく良い引きができた…

100日以内にプロポーズする女💍｜とうもろ こしき｜note