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【11日目】 プロポーズ予定の男が、女に搾取されていた

ガリ久との1年半ぶりの電話は、当初予定していた日の前夜(5月14日(金)23時)に決行された。

その中で、私は彼が「現在進行形で女にガッツリ搾取されている弱者」であることを知り、その気弱さを思い出し、なんだか、ものすごく萎えた。

▼ そのときのツイート

今日はこの電話の内容と、ガリ久の現在の状況を、詳細に書いてみる。

▼ 別れた女と、2ヶ月も同棲

私「もしもし」
ガリ久「もしもし、久しぶり」

こんな声だったっけなぁ…と思った。

彼とはもはや女友達のような感覚だったから、もっと声が高い気がしていた。
いざ聴いてみると、ちょっと低い。

しかし、私は声すら忘れかけている人にプロポーズをしようとしていたのか…

私「いま大丈夫なの?元カノ、部屋にいないの?」
ガリ久「うん、いない。飲みに行ってる」
私「それで、どういう状況なの?最近別れたの?」
ガリ久「うん、えっとね、3月に別れた」
私「3月!?いま5月だよね…?2ヶ月も前!?!」

別れた女と、その後2ヶ月間も同棲!?

まぁ、部屋の手配とか引っ越しの準備とか色々あって、ちょっと長引いてるだけでしょ。さすがに今週か来週あたりには、どちらかが出て行くんだよね…

そう思った私の予想は、秒速で裏切られた。

ガリ久「元カノ、とにかくお金がなくて…だから中々出て行ってくれない。部屋すら探してる様子ない。お金が貯まるまで無理だと思う」
私「なんでお金ないの?普通に働いてる人でしょ?」
ガリ久「うん。でも、毎晩のように飲み歩くから。平日でも関係なく、深夜まで飲んで酒場で寝て、朝方すごい悪臭(酒&タバコ)させながら帰ってくる」

山賊か?

なんでガリ久のような村人Aが、山賊のボスみたいなのと付き合ってるんだろう。

2人の馴れ初めが気になった。


▼ 恋愛偏差値低すぎて、ほぼパパ活

私「どうやって出会ったの?私の予想は、マッチングアプリ」
ガリ久「正解。アプリで3人くらいと会って、そのうちの1人だよ」
私「…え?たった3人しか会ってないのに、その中の1人を彼女にしたの?(アプリで週15人ペースで会ってたのに誰も好きになれなかった自分、病気か…)」

ガリ久の話にはツッコミどころが多すぎて、このまま会話調で書いていくとなかなか話が進まないので、ここから先は彼に伝えられた事実のみを箇条書きで書いていく。
驚かないで見て欲しい。

今年の1月にアプリで3歳年下の女と知り合い、交際
2月にお互い引っ越して同棲スタート(出会いから同棲までわずか1ヶ月…)
3月に破局(そりゃそうなるわ)
別れの原因は女の酒癖の悪さ。週に何度も飲み歩き、朝帰り。指摘しても直さない。(あのね、ガリ久、その女はキミに満足してないんだよ。妥協して付き合ってたんだよ気付け…)
・同棲しているマンションの家賃は12万円。うち、女が家に入れるのはわずか2万のみ。残りの10万はガリ久が負担(パパ活か)
・食費は折半。当初は「家に入れるお金が少ない代わりに彼女が家事をやる」という約束だったが、毎晩飲み歩くので家事は全くしない。
・それどころか、室内でタバコを吸う(ガリ久はタバコが超苦手)
・出ていくように言っても、全然出て行かない

いや、恋愛偏差値低すぎて、ほぼパパ活になってるよ…

そりゃ2万で上野の12万の部屋に住めるなら、どんだけ言われても出て行かんだろ。私だって粘り散らすわ。

でもガリ久は、そのことにあまり気づいていないようだった。


▼ ザコキャラ

枯れ葉

そもそも最初の金額設定(10万:2万)からしておかしい。

ガリ久の給料、女の5倍くらいあるの?ないでしょ。せいぜい1.5倍くらいしかないでしょ。計算おかしいことに気付け。

そう言うと、ガリ久はこんなことを言い出した。

ガリ久「それは自分も嫌だと思ってて…来月からは、もうちょっと貰おうと思ってる…
私「は!?来月とは!?!もう今から追い出すんだよ!そんだけ不満溜まってるのに、まだまだ先は長いぞ〜じゃないよ!今、元カノ飲み歩いてていないんなら、今のうちにその子の荷物全部ダンボールに詰めて外に出せ!
ガリ久「いや、無理だよ…こっちの荷物より量が多いし…路上生活とかはさすがにさせられない…」
私「あのね、そんだけ飲み歩いてる女なら、すぐに行ける家なんていくらでもあるんだよ…近所にネカフェだってあるだろうし、そもそも関東にこの前まで住んでた祖父母の家があるんでしょ?どうして物事を自分で前に進められないの…」

ガリ久の甘さとか、決断力のなさとか、押しの弱さとか、女にナメられてることに気づくこともできない恋愛偏差値の低さとか、あーだこーだ言い訳してすべてを先送りにする姿勢とか、そのすべてにイライラした。

はぁ、私はこんな人にプロポーズしようとしてたんだ。

こんなザコキャラにプロポーズするなんて、自分までザコキャラに成り下がったみたいで泣ける…

そう思ったけど、私にとって、ガリ久はもうほとんど家族だった。
彼が誰かにいいように扱われているのが、ものすごく嫌だった。


▼ 緊急事態宣言が解除されたら、私は東京へ行く

もしも自分の姉妹や従姉妹がヒモのような男に寄生されていたら、私はソッコーでそいつをシバキに行くと思う。その感覚と同じだった。

(はやく私が東京に行かないと…)

通話の最中、何度もこう思った。

今の彼の状況は、1年前に手ひどく振った私のせいでもあるのかもしれない。
私が「そんなんじゃ一生誰とも結婚できないよ!この恋愛不適合者が!」って煽ったから、彼は焦ってコトを進めて、こんな事態になってしまった。

彼は気弱で、もう自力じゃその女を引き剥がせない。
きっと「アプリで見つけた便利な宿w」くらいの感覚で、その元カノからずっと搾取され続ける。

だから私が、尻を叩きに行かないと…

そう思って、すぐさま母に相談した。

母は「そうだね、あんたが行ってプレッシャーかけないと、多分ずっと解決しないね」と言って、東京へ行くことを許してくれた。

緊急事態宣言が解除されたら、私は東京へ行く。

だってこっちだって緊急事態だ。
自分の結婚とか、子供とか、人生のすべてが懸かってる。

「100日以内に」なんて悠長なこと言ってる場合じゃない。

ガリ久の家から山賊女を追い出すには、私がプロポーズするのが1番早い。


▼ 「偽ブランドちゃん」が「山賊女」になった…


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