吉田修一(2019)『橋を渡る』文春文庫

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秀作です。少し長いですが短い期間で読むことが出来るといいかもしれません。日常の何気ない選択が、未来を変えるという当たり前のことを改めて痛感させられます。

選択は社会の大きなうねりとも成り得るし、個人の人生の些細などこかを変えるだけで終わるかもしれません。しかしその数多あるこの世界の選択が、我々の将来を形作っていくことに小さな想像力と責任感を持ってくれたらと思ってしまいます。未来が、幸せなものであるために。

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