産後ケア/マドレボニータに参加してきた話【後編】
画像は息子とバランスボール。
前編ではマドレとの出会いについて紹介した。
後編では実際に参加してみた感想をシェアしたいと思う。
準備
子連れで2人だけで家から距離の離れた場所へ出かけるのはマドレの教室が初めて。なので、エクササイズに必要な荷物と授乳やおむつ周りのアイテムを極力取捨選択しつつ揃えた。
持ち物
・着替え
・汗拭きタオル
・薄手の大判ストール(授乳ケープ代わりにも羽織ものにもなったので持っていって良かった)
・飲み物(結構汗かく)
赤ちゃん用品
・おむつ(一緒に運動すると💩が出ることも多いみたい)
・着替え(必要に応じて)
・液体缶ミルク(お湯の調乳だと冷ましたりするのに手間取るためこれに落ち着いた。楽チン!)
その他、おしゃぶりとか音の出ないおもちゃを持ってきてるママもいた。
心配しなくても、インストラクターの先生からも持ち物などは事前にアナウンスがあるのでご安心を。
いざ、教室へ!
武蔵小杉駅からスタジオまでベビーカーを押して歩くと徒歩15分ほど。幸いにして、平坦でまっすぐな道なのでベビーカーでも抱っこ紐でも移動は楽チンだった。(初日は雨風が強くて、抱っこ紐で行ったんだけど傘が飛ばされかけて焦った 笑)
教室へ着くと、インストラクターの先生が優しく出迎えてくれた。ベビーカーを起き、入り口で消毒、中で自分と赤ちゃんの検温。フロアにも消毒用ポンプが置いてあって、途中で気になればいつでも使えるようにしてくれている心遣いがありがたかった。感染対策のため、スタジオ内も定期的な換気をしているとのこと。また、バランスボールや、赤ちゃんを置くためのマットなどは常に消毒済みの状態で渡されるよう配慮してくださっていた。安心安心。
エクササイズスタート!
私含め6組のママさん達が参加。うち子連れは5組だった(生後210日以降になると、赤ちゃんの自我も強くなってゆくなどの理由でママだけの参加になるとのこと)。赤ちゃんが泣いたり騒いだり、💩を盛大に催してもお互い様といった感じなので、気兼ねない雰囲気なのがよい。
近い月齢の赤ちゃん達皆とっても可愛くて癒される…
少し自己紹介をしつつ、さっそくバランボールに乗る。バランスボール、産後ケア施設でも夜中延々とグズる息子をあやすために借りたことあるけど、エクササイズ用のはもう少し小さめで乗りやすい気がする。
赤ちゃんは目の前のマットにおいて、何かあればすぐ対応してあげられる距離。バランスボールエクササイズは、両手両足・体幹の全身を使うけれど、赤ちゃんが泣いたら抱っこしたまま使える部位で運動を続けられるのがとても良い。赤ちゃんを抱いていれば、インストラクターさんも抱いたままでの動くコツなどを即座に教えてくれるのもありがたかった。
うちの息子は最初こそおとなしくしていたけど、中盤から早速ぐずり出した。他の子はそれぞれ、寝たりおしゃぶりをしゃぶったり、自由。笑
抱っこしながらのエクササイズは、より多くの筋肉を使うので更に疲れるけど効率的だったりもする。4回通じてよく抱っこしながらエクササイズに参加したけど、ボールで弾めば息子も落ち着くし、時には腕の中で眠ったりしていた。
自分が動いてたわけじゃないけど、疲れたのかぐっすりスヤスヤの息子。笑
回を経ると、ボールで弾みながら授乳する器用なママも登場した(!)。
途中でおむつ交換や授乳しても大丈夫なので、赤ちゃんのリズムに振り回されすぎず、好きなタイミングでお世話できるのもまた、赤ちゃん優位すぎるライフスタイルの中で束の間の主導権を握れる感じがとても良かった。
↓途中でこんな感じで授乳しながら参加したりね。(これは後半のワークショップ中)
全4回のプログラムは、運動の強度を無理なく少しずつ強めてゆくので、初回ではキツかった動きが2回、3回と経てゆくと動けるようになってゆく所は爽快だった。また、エクササイズだけでなく開始前や最後などに、妊娠で伸び切ってしまった腹筋や弛んでしまった骨盤、抱っこや授乳で酷使している肩・腕・肩甲骨の筋肉を効果的にほぐすストレッチもいくつか教えてもらえて、翌週までのおうちでの過ごし方にも少なからずポジティブな影響を与えてくれた。
例えば、わたしは落ち込むと呼吸が浅くなっているのだが、それは俯いて背中も丸まってしまっているからだと気付かされる。背筋を伸ばして深呼吸しながら腕を前後にぐるぐると回したり、座る時に腰の角度に気をつけるだけで腰痛が緩和されたりして、産後一気に体の悪い癖や姿勢のせいであちこちに来てしまったガタを見直す良い機会にもなった。わかっていても1人だとすぐ忘れたり続かないが、レッスン形式なら皆で一緒に体を動かしながら学ぶので意外と身体が覚えてくれたりもする。
(↓マスクをしながら参加。感染対策意識しながら、プログラムは進む。)
妊娠前はヨガやボクササイズ、ランニングをしてあいたわたしだが、長きにわたる妊娠生活で一旦身体の使い方なんて忘れてしまっていた(苦笑)。
産後は赤ちゃんのお世話で運動したくてもジムに行くわけにもいかないので、運動不足にもなる。
産後ケアエクササイズは、そういった諸々を焦らずゆっくり解決していいんだよ、と教えてくれる良いきっかけになった。
コミュニケーションタイム
1時間ほど体を動かしたら、休憩を挟んで後半残りの
40分ほどは参加者とマンツーマンで対話(コミュニケーション)タイム。
対話テーマは毎回少しずつ変わるが、そんなに構えず思いつくまま話してよく、そこがまた気楽。
紙にカラーペンで思い思いにマインドマップを描くのも、普段はやらないことで新鮮だった。手を動かし、頭を動かし、自分の話をし、相手の話を聞く。
赤ちゃんが主体の生活の中で「わたし」にスポットを当ててお互いの話を集中して聞き、互いに聞いたことを要約して語り合うことの貴重さ、ありがたさよ。
語ったことを一心に聞いてもらい、それを相手の口から整理された形で語りなおされることで自分の本心を客観的にとらえ直し、「今こんなことを考えていたんだ…」という気づきとか「前向きなことばかり言ってるけど本心は辛かった」とかの裏の本音が出てきたりして、本当に興味深かった。
そしてママ同士で「わかるなぁ」「よく頑張ったね、すごいね!」と励まし共感し合えることで、1人じゃないんだ、とほっとしたりエネルギーをもらえたりした。
↓これはわたしが書いたマインドマップ。ペアになった人が、わたしの話を聞きながら書き込んでいってくれたもの。とにかくプレッシャーに追い詰められてるんだな、という本音に気付かされる。苦笑
(あまりに個人が特定されそうな要素は隠させてもらってます、ご了承を…汗)
最終回は、参加者ママさんらとその子達とでランチをしたこともいい思い出になった。素敵な出会いがあったと思う。
息子と2人で記念撮影をパチリ。
ちなみに、武蔵小杉はグランツリーという大きな商業施設が駅前にあり、授乳室も多くベビーフレンドリー!レストランも日中は赤ちゃん連れが多いのもいいところ。
まとめ
最初は億劫に感じても、エイヤで申し込んでしまえば、あとは毎週通うだけ。ポジティブな雰囲気と、暖かい眼差しで、心地よい時間が過ごせると思います。近い月齢の赤ちゃんのママ同士でも心温まる交流もでき、とてもオススメですよ!
追伸:肝心のURL貼り忘れてた 苦笑
https://www.madrebonita.com/care-program
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