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【初見考察】『彼方のアストラ 第8話 LOST AND FOUND』【犯人当て】

皆さん、こんにちは。葉月めまいです。

引き続き、アニメ『彼方のアストラ』を初見で考察していきたいと思います。

ネタバレが含まれますので、本編視聴後に読んで頂けると幸いです。

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↓第1話の考察はこちら

↓前話の考察はこちら












感想

ポリ姉、うさんくせ〜〜〜!(ド直球)

あと、ザックくんは何なの??
怖い怖い。1番刺客じゃなさそうなのに1番怖い。



10人目〜ポリーナ・リヴィンスカヤについて

キトリーに「心配なのは記憶の混濁だけど、自分の名前は分かりますか?」
と訊かれた際は、「ええ、大丈夫よ」と答えていますが、

船に乗っていた目的を尋ねられると、わざとらしく手を頭に当てて、
まだ記憶がすぐ戻らない」と答えを濁し、
その割に、さほど苦しむ様子もなく、
あっ、そう、調査よ」とあっさり言い出します。

会話の流れを考えると、いかにもわざとらしい描写です。

同じアーク号型に乗っている貴方たちは、違うの?」という台詞から、
アーク号型の船の一般的な用途が、惑星調査であることは事実でしょう。

それを利用して、実際の目的を隠しているのではないでしょうか。

あと、今が西暦2063年と聞いて動揺した場面の意味は、
さっぱり分かりません。

地球規模の何かが起こるはずだったのでしょうか……?


同一人物〜キトリーとフニシアのDNA

以前の考察で、キトリーちゃんとフニちゃんが実の姉妹である可能性は、
既に考えていました。

なので、血液型の一致という話が出た時点では、
あ〜、ここで明かされるのね、くらいの感覚で観ていましたが……。

同一人物ぅ!?!?


仮説〜乗員総クローン説

単純に考えれば、
フニちゃんが、キトリーちゃんのクローンなのだと考えられます。

しかし、本当にそうでしょうか?

単なる実験台である以外に、キトリーちゃんのクローンが作られる理由は、
特に見当たりません。

そこで、これまでに出てきた情報の点を線で結び、
より妥当性の高い仮説を立てていきたいと思います。

ザックくんの父親とキトリーちゃんの母親が進める、記憶移植技術の研究。

出生に不明点のあるアリエスと、養子であるシャルスくんを除き、
親に冷たく接されている乗員たち。

しかも、今話においてザックくんは父親について、
まるで人形でも見てるかのような目」と評しています。

そして、B5班行方不明事件と前後して可決されたらしき、ゲノム管理法

これらを考え合わせると、
フニちゃんがキトリーちゃんのクローンであると考えるよりも、
キトリーちゃんもフニちゃんも、別の人物のクローンだと考えた方が、
他の全ての要素に整合性が取れるのではないでしょうか。

ラファエリ姉妹に限らず、B5班の全員が、
記憶移植を見据えて用意された、親のクローンだったとしたら……。

ゲノム管理法が可決された時点で、
彼ら彼女らの存在自体が、不祥事の証拠になってしまうでしょう。

始末するにしても、DNAを調べられたら一発アウトですから、
警察が関与できないように、行方不明という形で消す必要があります。

また、養親であるアリエスの母親や、
シャルスくんの母親は関与していないことになるので、

アリエスの母親に心理描写があることや、シャルスくんの母親が、
政府に掛け合ってもらえないか」と提案していることも矛盾しません。

現状、黒幕の動機としては、
以上の「クローン一斉始末説」が最有力ではないでしょうか。


結論〜潔白の根拠

さて、もしこれが黒幕の動機なのであれば、
DNAの一致に気づくきっかけを与えたキトリーちゃんは、
晴れて潔白だと言えるでしょう。

刺客であれば、仮に皆殺しを諦めていたとしても、
わざわざ動機に気づかせる必要はないはずですから。

また、「一斉殺処分」が現実味を帯びてきたことから、
フニちゃんも刺客ではないと考えられます。

よって、第6話までの考察も含めて容疑者候補を絞ると、
やはり刺客はルカくん以外にいないと思います。

尤も、既にルカくんも心変わりしているように見受けられるので、
警戒すべきはポリ姉の方だと思うのですが……。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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