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【初見考察】『彼方のアストラ 第1話 PLANET CAMP』【犯人当て】

皆さん、こんにちは。葉月めまいです。

今回からアニメ『彼方のアストラ』を初見で考察していきたいと思います。
ネタバレが含まれますので、本編視聴後に読んで頂けると幸いです。

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なお、葉月は事前情報として、
なんか犯人当ての要素がある」とだけ聞いております。











感想

現段階では、犯人当て要素の明示はありませんね。

それどころか、普通に感動的な絆を見せられたので、
ここからメンバーを疑うのは非常に不粋な気がするのですが……。

まあ、葉月は「名探偵たるもの図太くあれ」と誰かに教わったので、
不粋に疑心暗鬼を蔓延らせていきます。

とりあえずは、各メンバーに対する第一印象をまとめてみます。


アリエス・スプリングについて

心理描写があるので安心して見られる人物。

荷物を忘れる、転んで荷物をぶち撒ける、
似た言葉を間違える、名前を覚えないなどは、

ドジっ娘的な描写として理解できますが、
おばさんを「おじさん」と呼んだり、
明らかに男性である教師を「お母さん」と呼ぶ描写には少し違和感。

2063年の世界では、性転換技術などの発展によって、
容姿から性別を判断できないのが普通になっている可能性?


カナタ・ホシジマについて

前半はアリエス視点ばかりなので、
カナタの過去を疑いながら観ていましたが、
後半の心理描写からして、叙述トリックの線はないですかね。

完全に余談なんですけど、
先生が「お前なら、空の彼方のその先まで飛んでいける」って言ったとき、
内心で「(カナタだけに……プププッ)」って思っていたんでしょうか。

反重力ユニットの爆発、時間差は意味深ですが、
まだ具体的な意味合いは掴めませんね……。


キトリー・ラファエリについて

香り立つテンプレツンデレ感……と思っていたけど、
1話の内にデレるとは考えませんでした。はやっ。

白い球体が出現する直前に、わざわざヘルメットを解除しているので、
心理的には信用できる方だと思えます。


フニシア・ラファエリについて

ビーゴについて、「思ったことをアニメキャラの声で再現するパペット」と
説明されているので、フニちゃんが腹話術をしているわけではなく、
パペット自体の機能であるようです。

人の心を読む技術が確立されているのでしょうか?


ザック・ウォーカーについて

白い球体が人為的に用意されたのだとすると、アリエスの言っていた通り、
犯人はメンバーが死んでも構わないと思っていたことになります。

よって、カナタとアリエスを助けるアイデアを出したザックくんは、
かなり潔白が確定的だと考えられます。


ウルガー・ツヴァイクについて

現状、まだ印象は薄いですね。

あまり協調性のない言動を取っているため、
逆説的に信用できる方だと感じます。

犯人は「なるべく信用されたい」と考えるのが自然なので。


シャルス・ラクロワについて

かなり意味深な存在。
彼が学校への通信装置を持っていた点は、極めて重要だと思われます。

また、白い球体の出現時、カナタより先を走っています。
「陸上選手になれる」と言われていたカナタよりも足が速いことは、
後になにかしら意味を持ってきそうです。


ルカ・エスポジトについて

現状、葉月が最も疑わしいと思っている人物。

理由については後述します。


ユンファ・ルーについて

現状、最も影が薄いと感じている人物。

露骨に不審な態度なので、却って怪しくない印象です。



前提〜白い球体・人為的出現説

さて、ここからは「白い球体は人為的に用意された」かつ、
犯人は9人の中にいる」と仮定した上で、犯人を探ります。

なお、この仮定に明確な根拠はないので、
2話を観たら全然違う方向性の犯人当てが始まるかもしれませんが、
それはそれで面白いので、勝手につらつら書いていきます。


手掛かり〜通信装置の紛失

葉月が最も気になったのは、
シャルスくんが持っていたという、通信装置の紛失です。

シャルスくんは「落としたみたいだ」と言っていますが、
本当に落としたのであれば、それは偶然の出来事ですから、
犯人は通信装置の紛失を予期できなかったことになります。

この点について、次の3つの可能性が考えられます。


①本当に落とした。犯人は、学校に連絡されても構わなかった。
②本当は落としていない。シャルスくんが故意に紛失した。
③本当は落としていない。犯人が事前に、シャルスくんから盗んでいた。


まず①の可能性ですが、これは考え難いです。

3ヶ月で移動できる距離であることを考えると、
犯人にとって、学校からの救援は望ましくないはずです。


次に②の可能性ですが、こちらは否定できません。

しかし、シャルスくんが犯人であると考える明確な根拠は、
今のところ見当たりませんし、フニちゃんを助けている点からも、
シャルスくんは潔白寄りに見えます。


よって、③の可能性が最も有力に思えます。

では、誰ならば通信装置を盗むことができたでしょうか?


アリバイ〜2つの機会

通信装置はシャルスくんだけが持っていたわけですから、
身内から盗まれるとは思っていなくとも、
紛失しないように注意していたと考えられます。

よって、平時に盗み出すことは困難でしょう。

しかし、盗むことが可能なタイミングが、少なくとも2回ありました。

1つは、白い球体が出現した直後のパニック時です。
あのタイミングでスリ盗られていたら、
気がつかなくてもおかしくありません。

ところが、前述した通り、シャルスくんは先頭を走っていました。

なので、盗むことが可能だったのは、
2番手を走っていたカナタだけだと考えられますが、
カナタは白い球体に吸い込まれる際の心理描写があるので、
白い球体を出現させた犯人ではないと思えます。

以上により、通信装置はパニック時に盗まれたわけではないと思います。


もう1つの機会〜着替えの順序

2度目の機会は、一同が私服からスーツに着替えるタイミングです。

身内に盗まれると思っていなければ、
このタイミングで荷物を警戒する理由はありません。

よって、このタイミングは犯人が確実に狙える機会だと言えます。

さて、もしこのタイミングで盗まれたのであれば、
シャルスくんと共に着替えていたであろう男性陣が疑わしくなります。


伏線?〜性別不明

ところで、ルカさんの性別はどちらなのでしょうか。

第一印象では女性かと思いましたが、口調はどちらともつかず、
女性陣の更衣の際には同席していません。

また、先述の通り、
そもそも容姿から性別を判断できない時代である可能性もあります。

よって、ルカさんは男性である可能性が充分にあります。


結論〜着席の順序

着替えのくだりを改めて確認してみると、

キトリーさんとフニちゃんが着席した後、
カナタ、ザックくん、シャルスくん、ウルガーくんたちが戻ってきて、

それからアリエスとユンファさんが戻ってきて、
最後にルカさんが戻ってきています。

つまり、ルカさんだけが更衣室側で1人になるタイミングを得ていたのです。

よって、現状ではルカさんが最も疑わしいと思います。


補遺〜細々とした不審点

ルカさんはフニちゃんの同行に嫌悪感を示すなどしていますが、
基本的には協調性のある言動を取っています。

しかし、白い球体に積極的に触る、宇宙に漂うアリエスを見て大声で騒ぐ、
見当違いな「学校による狂言説」を主張するなど、
あくまでミスと言える行動によって、一同を混乱させています。

というわけで、葉月はルカさんに注意を向けて、
2話以降を追っていきたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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