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【地域活動】職種をまたいで災害対策の知見を共有


クローバーホスピタルでは「地域に密着した"入院の出来る在宅医療”"医療のある介護”の実践」を理念に掲げ、地域活動の中で様々な情報発信を行っています。

今回はその様子についてお伝えします。

災害時に向け行政と一般企業・医療機関ができることを共有


2月25日(日)、(公財)在宅医療助成勇美記念財団の助成事業として、職種をまたいで災害時対応の知見を共有する多職種研修会を藤沢市役所で開催し、医療介護関係者や地域の方など68名の方にご参加いただきました。


当日司会を務めた地域連携室 若木医師


鈴木病院長が藤沢市医師会の災害対応を説明


「マグニチュード7・9 そのときあなたはどうする?〜藤沢市南部で災害が起こったら」と題し、藤沢市防災政策課職員と当院の鈴木勇三院長が登壇。市の防災施策や市医師会の災害時対応などを説明しました。


県内の地震被害想定について説明する鈴木病院長


薬剤師やキッチンカー事業者、自動車販売の事業者の方も取り組みを発表し、お薬手帳の有用性やキッチンカーによる炊き出し、非常時給電システム付き車両などを紹介していただきました。




地域新聞「タウンニュース社」は災害時に役立つ「防災ボトル」を取り上げ災害時への備えをお伝えいただきました。


WOTA(株)からは貯留した水を浄化しながら循環させる移動式シャワーや手洗いシステムをご紹介いただきました。能登半島地震の被災地で運用された実績に触れ、断水時の水確保や官民連携の重要性についてお話しいただきました。


研修会を終えて鈴木病院長は「それぞれの取り組みを結集することで災害時の不安も少なくなる。自助や共助の役割を日頃から地域で話し合ってほしい」と話しました。


参加者からは

・災害時に必要なライフライン、災害関連死を予防するためのノウハウが含まれていた

・行政や企業の取り組みについて知らなかったことを知ることができました。また具体的な備えとして何をしたら良いか知ることができ、勉強になりました

など多くの感想を貰い、有意義な時間となりました。

昨年の夏に企画し、能登半島地震後の開催となったこともあり、大変多くの方に関心を寄せていただきました。


今後も、様々な観点から地域の中で出来ることを模索していきたいと思います。

多くの方にご参加・ご協力をいただきありがとうございました。



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