【地域活動】在宅サービスの活用とカラダの変化に応じた柔軟な対応を
クローバーホスピタルでは「地域に密着した"入院の出来る在宅医療”"医療のある介護”の実践」を理念に掲げ、地域活動の中で様々な情報発信を行っています。
今回はその様子についてお伝えします。
38名の方にご参加いただきました
2023年11月15日(水)藤沢市委託事業 家族介護者教室で在宅診療部 石渡医師と「ひろき訪問看護ステーション」小島看護師が講師を務めました。
今回のテーマは「最期は自宅で迎えたい」
「訪問看護について」
”人生の最期をどこで迎えたいか”
自宅:58.8%
医療機関:33.9%
介護施設:4.1%
約6割の方が住み慣れた自宅で最期の時を迎えることを希望しています。
(※日本財団 人生の最期の迎え方に関する全国調査より)
しかしながら、実際に自宅で最期を迎える方は15.7%、
69.9%の方が医療機関(病院・診療所)で亡くなっているのが現状です。
(※厚生統計要覧(令和3年度)人口動態 「第1-25表」より)
現在の社会システム(自力で動けないときは救急搬送)では、なにもしないと病院で最期を迎える可能性が高い。
しかし、最期を迎える場所はご自分でえらぶこともできます。
今回は、(最期を病院で迎えることにくらべ知られていない)「最期を自宅で迎えること」についての講演となりました。
最期まで自宅で過ごす為の支援体制のひとつとして、訪問看護師の役割や
訪問介護との違い、必要とされる事例についても看護師歴24年の小島看護師が講演しました。
最期は自宅で迎えたいものの、現実には病院で最期を迎える場合が多くあります。
しかし、在宅医療、訪問看護、介護などのサービスにより、自宅で長く過ごすことができるようになっています。
ご自身の思い、大切にしたいことのためには、どこで、どのように最期のときを過ごすのがいいのか。
ご自宅で過ごしたい場合は在宅医療をご検討ください。
また、体調や環境の変化とともに、すごしたい場所も変わっていきます。
「在宅でも入院でも」柔軟に対応できる医療機関だと気持ちの変化に柔軟に対応することができますね。
今回も多くの方にご参加いただきありがとうございました。
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