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『死にたいって誰かに話したかった』南 綾子



生き辛さを共有出来る存在を求めて立ち上げた
『生き辛さを克服しようの会』。

参加者の語りに耳を傾けると、やることなすこと空回りしていたり、不器用さが際立ち確かに生き辛いだろうなと感じてしまう。

中にはドン引きする言動もあり、自業自得ではないかと思える事もあるのだが話せた勇気は凄いと思う。

ここに至るまでに、家族や友人など心を許し話し合える人が一人でも存在していれば、こんなに辛い思いはしなかっただろう。

参加者の切実さと絶望感に胸が苦しくなったが、当初噛み合わなかったメンバーに連帯感が生まれ前進していく姿に安堵した。




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