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『図書館のお夜食』原田 ひ香
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夜7時から12時まで開館する図書館。
入館料は1000円で所蔵されているのは亡くなった作家の蔵書のみ、貸出は禁止。
二階には『図書館カフェ』があり、まかないは実在の本に登場する料理が提供される。
なんとも不思議な夜の図書館だが、本+美味しいご飯なんて最強だ。
だが図書館員も図書館に出入りする人達も皆、何かしら問題を抱えている様子。
穏やかな職場にさざ波が立ち始め物語は不穏な方向へ進んでいく。
夜の図書館で起きる事件に気持ちがざわつき、オーナーの正体とぶっとんだ背景にほぇーっとなる。
ひ香さん、やはり一筋縄では行かない。
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