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"何もせず死ぬよりいい"

前回の記事で紹介したこの動画

でみゆさんがオススメしていたドキュメンタリー映画

"Cowspiracy: サステイナビリティ(持続可能性)の秘密"

を実はまだ見ていなかったので昨日鑑賞した。


普通に映画を見る感覚で見たが、これがかなり衝撃的だった。

私はこういうドキュメンタリー映画を見るとどうしても怒りが込み上げてくる。

これは記事にせずにはいられないと思い書いている。



この映画の中では数字やグラフ、比較した情報が満載で

畜産業がいかに地球に悪いかが分かりやすく解説されている。


その中で特に私がショックを受けた事実を挙げる。


ブラジルにあるアマゾン(熱帯雨林)破壊の最大の原因は

牛の放牧と牛の餌である大豆の栽培であるため

多くの人が畜産業に反対をしたそうだ。

そしてなんとそんな反対をした人たちは殺害されてしまったのだそうだ。

過去20年で1,100人以上にものぼると言う。


私は世間で言う陰謀論についてもある程度知っていて

政府が握っている秘密を暴こうとした人が殺されたと言う話はよく聞く。

まさか畜産業に反対して殺された人がいるなんて思ってもみなかった。


つまり畜産業は強い政治権力を持っているのだ。

あのFBIまでもが

"動物と環境の保護活動こそ国内のテロ脅威のトップ"

と言っているらしい。


この映画の主人公であるキップ・アンダーソンは

畜産業の利益を損なうようなことをすれば狙われると言う事実を知り

映画の製作を続けるべきか迷ってしまう。


しかし彼は

"僕に何が起きても真実を伝えるべき。地球の命全てに関わることだ。

何もせず死ぬよりいい。続けるしかない。

死にゆく地球を目前に口を閉ざすわけにはいかない"

と言っている。

彼の言葉には大賛成だ。


そして私が1番憤慨した事実。。。


現在地球の3分の1は砂漠化しており、もちろん主要因は家畜だ。

そんな砂漠化の原因が象であると主張したある生態学者のせいで

無意味に4万頭の象が殺されたのだ

映画の中にはその映像がちゃんと残されている。

この映像を見た瞬間、人間なんて絶滅すればいいと本気で思った。

今でもこの無責任極まりない生態学者がのうのうと生きていると思うと腹が立って仕方がない。


実は私は象には思い入れが強く、そのきっかけとなったのが

"サーカス象タイクの悲劇"と言うドキュメンタリー映画だ。

この映画についてはまた別で書こうと思っている。

NETFLIXにあるので気になった方はぜひ。


実はもっと書きたい事実があるが

世界で起きている別の問題について書くときに

一緒に紹介することにする。


最後にこの映画の中で印象に残った名台詞を紹介して終わりにする。


"ヴィーガンほど地球に優しいライフスタイルはない"

"畜産をやめない限り環境保護はできない"

"それぞれができることをできる範囲で毎日続けること。

知識を行動に移し、地球や他の人々に対し思いやりを持つことが

理想の生き方への道"



この映画は全人類が見る義務があると思ったくらい

大切なことが述べられている。

現実から目を背けてはいけない。



"You can change the world, you must change the world."

















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