見出し画像

近い未来の楽しみを考えた方が心が楽かも。

適応障害の症状なのか、服薬治療を続けて少しずつ落ち着きつつある今でも様々な不安が頭を駆け巡る。(私は女性の身体なのでPMSと重なるとなおさらこの不安感がツライ)

どうやって・どのタイミングで社会復帰していこうか…
社会復帰を試みたタイミングで良い求人を見つけられるだろうか…
まずはフルタイムではないバイトなどから始めたとして、いつまでその生活を続けるのか…
数年後の未来を考えて、このまま非正規の仕事を続ける思考で良いのか…

このように思考は近い将来への不安から、だんだんとより見通しの立たない数年後、数十年後への不安にまで到達してしまう。

正直、「考えなければいけないかもしれないけど、今考えてもどうしようもないこと」だと思う。なぜなら私は今適応障害の治療中であり、多少なりとも不安がつきまとうのは仕方ない中で、なおさらそれを煽るようなことを自ら考えていては治るものも治らないと思うからだ。

私は患者・療養者であり医者や心理士ではないので詳しいことは分からないが、分からないからこそ、「そんな先のことまで考えるべきなのか、不安を煽るようなら考えるのをやめていいのか」は、それこそ次回の診察やカウンセリングの時に尋ねてみれば良いと思った。


そして私自身が今自分の心を安定させるために必要だと思ったことは、「先々のことまで考えて不安に不安を重ねるより、近い将来の確定事項(楽しいこと)にワクワクしていた方が心の健康に良い」ということだ。

たとえば、
好きなブランドの新年の福袋を予約したから受け取るのが楽しみだ、とか
来月は久しぶりに友達と会ってご飯に行けるから嬉しいな、とか
チケットが取れた舞台を友達と一緒に観に行くのが楽しみだな、とか
来春に発売予定のゲームを買って遊ぶのが楽しみだな、とか…
そういうことである。


こういった「近い未来の楽しみ」を作っておいたりすると、ぐるぐると今結論を出せないような不安を抱え込むよりも楽しいし、「ゲームが買いたいからそれをモチベーションに治療と、その先にある社会復帰を頑張ろう」「だいたいいつくらいまでに具合が良くなっていれば良いな、そのために今は休んで生活リズムを取り戻そう」と、前向きに治療に向き合うことができるし、「社会復帰しなければならない」という強迫観念ではなく「これのために稼ごう」と自分のための目的を作ることができる。


もちろんいきなり元気になれるほど適応障害の克服は簡単ではないが、私の場合はおそらく少しずつ回復に向かっているのであろうからか、こうして「近い未来の楽しみ」を糧にすると気分がいくらか良くなる。


今考えても結論が出せないことはとりあえず先送りにして良いと思う。
最低限の生活をこなしながら、ちょっとずつ自分なりに前向きになれるように工夫しながら、適応障害を克服していきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?