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【お出かけスポット・お買い物編】思い入れのある土地はどう生まれるか(あるいは秋の女京都2人旅)

こんにちは、ありぱんこと高尾有沙です。

第1部として「秋の京都旅行のすすめ」を、第2部として「秋の京都旅行のすすめ【ごはん編】」を書きましたが、この記事(第3部)では、京都に行って、行ってよかった!あるいは行きたかった!など、おすすめのお出かけスポットに焦点を当てていきます。

第1部:「秋の京都旅行のすすめ
第2部:「秋の京都旅行のすすめ【ごはん編】
第3部:「秋の京都旅行のすすめ【お出かけスポット・お買い物編】」←今回はこれ!

それでは、スタート!

(⚠注:こちらは2022年12月現在の情報です。今後閉店や営業時間の変更などの可能性もありますので、この記事を鵜呑みにせず、公式サイト・SNSなどを必ず確認するようにしてください!)

神社仏閣編

今回のメンバー的には「ここに絶対行きたい」があるわけではなく「行けたらいいね」とか「おすすめされたから行くか」くらいの温度感でした。なので、行ったスポットの数はそこまで多くないかも。でも、良かった場所や時間帯などについても書いてみました!

行ったところ

  • 嵐山

    • 言わずと知れた「嵐山」。エリア自体がめちゃくちゃ混雑していたけど、嵐山は全体の雰囲気がやっぱり京都っぽいというか、特に紅葉している時期は風流で良きでした!

嵐山、駅の段階で風流〜!
  • (嵐山)宝厳院

    • 庭園。たまたま当日NHKで取材もされるくらい有名な紅葉スポット。庭園のなかにイチョウもあって色が豊かだなと思ったのと、紅葉と苔の美しいコントラストも印象的!

庭園のなかも絶景だらけでした
  • (嵐山)天龍寺

    • 池泉回遊式庭園の曹源池庭園は世界文化遺産にも認定登録されているらしく、池の周りを歩いているだけでも満足満足…!

アップダウンがあって多少大変だったけど、景色に圧倒されっぱなし・・・
ニアリーイコールジョイ(≒JOY)の神こと大西葵ちゃんのアクスタとツーショ!
これは実質デートですよね(狂人仕草)
  • (嵐山)野宮神社

    • 周囲の神社と比べると人も少なく、穏やかな時間が流れていた印象。良縁、子宝、学問の神として知られているらしく、願いの濃さは他よりもかなり濃厚だった気がした。

    • 近くに竹林もあって、すごい癒やされた…

  • 鈴虫寺

    • 鈴虫寺の説法は初来訪。ありがた〜いお話、眠くなるか心配…というのは杞憂に終わり、とても面白く、かつ役に立つ(、たまに商売上手笑)お話だったので、行く価値ありだと思いました!

    • ちなみに朝のほうが空いているのでおすすめ。昼にかけて、嵐山から流入してくる人たちで混雑します💦

鈴虫寺・苔寺のエリアの名産はとろろそば。柚之茶屋さんの名物「苔の月」美味しかった〜!
  • 東寺

    • 夜の紅葉ライトアップのために来訪。五重塔と紅葉のコラボレーションはうっとりするくらい綺麗だった…

雨でびしょ濡れになったけど、それすら風流でした(マジで極寒でつらたんだったけど笑)
  • 龍安寺

    • お香が有名らしく来訪。

    • ただ、それ以上にお庭の美しさや、池の周りの散歩の楽しさがあり嬉しかった。あとコロッケが美味しかった!😂

お庭が美しい…!
しっかり色づいてました
  • Books and so on(本とかの店)

    • ずっと憧れていた方の「本とかの店」に初来訪。本当に本とかのお店だった…こうやって、自分が好きなものを並べて、それを誰かがいいなって思って循環していく、みたいないとなみは本当に素敵で、自分の人生のひとつの目標にもなりました(ひとり暮らしのときの「たかお図書館」、そろそろ再開してもいいかなという気持ちにもなった)。

    • 店主の方が本当に優しくて(オンラインで一方的にブログを読んでいたので、どんな人なんだろうと数年来想像を巡らせていたのだが、予想の500倍くらい物腰柔らかくて優しい方で(言い過ぎ)脳みそがついてこなかった。とにかく緊張しすぎて音を発せていなかったのでここでもナイス友人だった…このときばかりは友人が神かなにかに見えた)京都の色々なことを教えていただいたりして感謝…

    • ここでの書きぶりからも分かるように、これが京都来訪の一番の山場だったことは言うまでもない(というところまで書いて、これは神社仏閣ではないことに気づく。まあ参拝という意味ではね!←黙れ)

次回は行きたいところ

  • 以下は「紅葉の時期におすすめ」と友人から教えてもらった神社仏閣を記載しています(筆者が紅葉ガチ勢じゃないのであまり回れませんでした😭)。特に午前中の時間帯はまだ混んでいないそうなので、紅葉ガチ勢の方はぜひ行ってみてください!(京都の人に怒られそうな区分だ…)

    • 右上のほうのエリア(雑)

      • 圓光寺

    • 右まんなかくらいのエリア(雑)

      • 南禅寺

        • 特にこのエリアはうどん屋さんが美味しいお店が多いそうなので(前述)うどんとセットでぜひ…!

      • 真如堂

      • 栄摂院

        • 現地の方が、穴場で混んでほしくない場所と言っていたと紅葉ガチ勢の友人から聞きました

      • 永観堂

      • 高台寺

      • 清水寺

        • 昼以降はどんどん混んでいくので、特に朝が狙い目とのこと!

    • 右下のほうのエリア(雑)

      • 東福寺

      • 今熊野観音寺

    • 左上のほうのエリア(雑)

      • 源光庵

その他スポット・展示編

今回は神社仏閣よりも美術展については事前にあれこれ調べていて、「京セラ美術館に行こう!」というところまでは決定していて。予想以上に大充実&大満足だったので、それらを中心に、その他スポットも紹介!

  • 京都大学

    • 出町柳から一乗寺方向に行く際に通過。森見登美彦的世界観を見るために訪れたが、安定のビラチラシ群。そして敷地内をお馬さんが散歩しておりびっくりするなど。ええのう………

大学を開放するのかは議論がされているところだけど、
少なくとも京大はおおらかさを随所に感じました
  • 熊野寮

    • 立て看板を外から眺めた。どきどきした。

  • アンディ・ウォーホル・キョウト (ANDY WARHOL KYOTO) 

    • 2022年9月17日 (土)~2023年2月12日(日)の会期で開催なのだけど、巡回なしの京都のみ開催とのことですので、興味ある方ぜひ!

    • 京都市内でもたくさん宣伝されていたが、主催者の本気を感じたすごい展示だった。ポップ・アートの旗手としてはあまりに有名だけど、アメリカの大量消費社会の光と影を描いたってこととか、アンディ・ウォーホルの初期から晩年にわたる作品を一挙に見れる機会というのはめちゃくちゃ珍しいんじゃないかしら!

有名人の肖像画なども多数描いていたそう
  • ボテロ展 ふくよかな魔法

    • (2022年10月8日-2022年12月11日既に終了)

    • 同じ会場で「サンリオ展」と「ボテロ展」がやっていたので迷ったのだけど、「サンリオ展」は既に東京開催のときに何度か行っていたのでスキップしボテロ展に。

    • 正直私はアンディ・ウォーホルよりも楽しく見れたかもしれない。というのも、あらゆるかたちがふくらんでいる芸風なのはあまりに有名だと思うけど、その背景にある思想とか、本人のユーモアみたいなものが見えたことがとても良かった…!実はキリスト教信仰も(敬虔だったわけではないが)あったとか、人間味が全体的に溢れていてすごい私は豊かな時間を過ごせました。

    • ボテロさん長生きしているみたいなので、もっと長生きしてほしいなとこなみな感想を持ちましたとさ…

宗教画っぽいのに人間っぽい!
果物もめちゃくちゃ丸い!
有名絵画のパロディシリーズすごい。
これはモナ・リザです(まじか)
  • 次回は行きたいところ

    • 京都国際マンガミュージアム

      • マンガがべらぼうに多いミュージアム。企画展も面白そうだったのだけど、いそいそと色々なエリアに行っていたので「のんびり長居」系のスポットは断念…

      • ずっと行きたい行きたいと言って行けていないので、次回はもっとゆっくり滞在したいなぁ(いつも言っている)

お買い物編

旅の楽しみといえばやっぱりお買い物。この章では「本」「食品」「雑貨(ときめくもの)」「香り」の4つで、行って・買ってよかったもの、次回は行きたいところをご紹介します!

本屋編

  • 恵文社一乗寺店

    • 必ずいい本に出会える、という絶大な信頼を寄せているお店。今回は「死生観」というテーマが気になったのでいくつか本を買ってみました。年明けゆっくり読むぞ〜!

    • ちなみに今回は画家さんの展示にたまたま出くわし、似顔絵を書いてもらいました。おしゃべりも含めてまるっと楽しかった。幸!

こんな感じで談笑しながら似顔絵を描いてもらいまして…
いちろう個展「ここにします。」で実施していた似顔絵コーナーで描いてもらいました!
来るだけで「ときめき」が確約されている空間ってなかなかないわよね
  • 誠光社

    • 日曜日の夕方という時間に来訪したのに、結構なお客さんの数でビビるなど。でもみんな静かに、棚や本と向き合っていて、凛とした空気感に、背筋がちょっと伸びるような感覚を覚える。

    • 取次会社を介さずにできるだけ出版社から直接本を仕入れるスタイルで、新しい書店のあり方を模索しているとのことで、店内にも独特の空気感と、ジャンルの分け方がボーダーレスな感じが面白かった。ジャンルがきれいに並んでいるわけじゃないけど、なぜか手を伸ばしたくなる本がある、といったような…

    • と思ったら、「恵文社 一乗寺店」出身の店主・堀部さんが営む書店らしく、納得。なんかこのベクトルが好きなんだろうな…

  • 次回は行きたいところ

    • CAVA BOOKS(サヴァ ブックス)

      • 映画館「出町座」内の小さな書店さん。オーナー・宮迫憲彦さんの本業は、映画の本を専門に出す出版社の営業マンらしい。

      • 現在は、土地柄もあり人文、哲学、思想系の本が中心らしいんだけど、(これは京都らしい、というのかなんなのか…)「ジャンル分けできない本こそ売りたい」という思想がとってもしっくり来るので、一度ぜひ行ってみたい!

食品編

  • 一保堂

    • 喜心で一目惚れした「いり番茶」を購入。どうせ茶葉しか売ってないだろうなと思っていたら、便利なティーバックもあって大歓喜!

    • おかげでおうちでも気軽に飲めていてかなり感謝…

他にもいろいろな種類あったから今度行ったらくきほうじ茶も飲んでみたい!
京都の中心街に突如として現れる紅茶のお店
  • モリタ屋

    • 京都のおそらくちょっぴり高級なスーパー。東京で言う成城石井みたいな感じなのかしら?

    • 珍しい京野菜やお漬物だけではなく、お惣菜も京風味な感じのものが多くて、見ているだけでも楽しくなった!全然調理方法のわからない野菜もちょいちょい売っていた。

    • 旅に出たらその土地の空気感や生活が感じられるところに行くのが好きというのは先述の通りなのだけど、ちょっと上品な感じの人とかが買い物していてウキウキした。こういうところで買い物して食べるのも、旅の醍醐味だよな〜というのは思った。

はじめて見た野菜その1
はじめてみた「すいか」のお漬物

雑貨(ときめくもの)編

  • 京都雑貨屋 para lucirse(パラルシルセ)

    • 圧倒的な優勝。

    • 説明が「大人になりきれなかった 大人のためのファンシーな雑貨屋」ってだけでトキメキが爆発。

    • 「ファンシー、昭和レトロ、ハンドメイド雑貨など、役に立つ雑貨 立たない雑貨 たくさん集めました」なんて言われたら行くしかない。

    • 終始楽しすぎる空間で、一目惚れもたくさん。ここは滑り込めて本当に良かったお店でした…!大好き!また絶対行く!

語彙を喪失する可愛さ

↑オンラインショッピングのサイトも見つけてしまった。これは沼…

香り編

  • 次回は行きたいところ

    • 松栄堂 薫習館

      • 匂いフェチのくせに「何の匂いが好きか」がよく分かっていないので、そういうことを解き明かすのに良さそう

    • LE SILLAGE FRAGRANCE SHOP KYOTO

      • 上記の理由により「香水初心者から愛好家の方まで「香りが好き、興味がある」という方はどなたでも気軽に香りをお試しいただける空間」というコンセプトがとても気になっている。カウンター席と無料のドリンクがあり、ソムリエ的な人がいるらしいので、今度は香りの旅にしたいな〜!

    • MY ONLY FRAGRANCE

      • で、自分の香りの趣味嗜好が理解できたら、行きたいのはここ。

      • 自分だけの香りを作ることができる。放置されるのではなく「スタッフと話しながら」香りを調合できるのが、初心者ワイにとってはありがたいなと思った。「たった一滴で変わる、香りの奥深さ」に気づけるような人になりたい〜

      • FRAGRANCE MIXは予約制なので次回は計画的に行くぞ…

結論:要予約スポットだけ事前確認!

事前に予約していたものの、美術館もチケットは案外スムーズに購入できたので、どちらかというと体験系は予約必須な印象。やりたいことがあれば予約推奨!

  • 当たり前だけど「たくさんのお店を一気に周る」のには限界があるし、多くの場合、そんなことをするために旅行に来ているわけではないと思います。今回でいうと「香水作り体験」などは予約が必要だったので諦めつつ、「自分たちがその日どうしても行きたい・外せない場所はどこか」を判断することが重要だと感じました。

  • 営業時間も(東京都比較すると)そこまで長くなく、基本は19時までの短気勝負なので、友人旅など少人数なのであれば、別行動でそれぞれが好きなスポットを巡っていくほうが満足度の高い旅行になるかもしれません…!

〜第3部・完〜

長かった京都旅行記も第3部で一旦終わり。約19,000字以上の強火姿勢でお届けしてまいりました。とにもかくにも「京都には来年もまた行くぞ!」という強い決意を胸に、筆を置くことにします。

終わりに

毎度のお願いで恐縮ですが、今回の情報を読んで「こういうところも行ったら?」「ここはよかった/微妙かも!」といったコメントなどあれば、ぜひnoteのコメント欄、もしくはTwitterまでお気軽にコメントお願いします〜!


UXコンサル、BtoBマーケ、人事を経てコミュニケーションマネージャー(広報、マーケ、採用広報、組織開発)なう。 書くこと:パン偏愛、可愛いもの布教、働くこと、生きること、1日1考、新サービス考察、旅行、読書録、銭湯、恋愛。 頂いたサポートは、もれなくパンの研究に使われます。