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【ネオご自愛/ご自愛の先で】ご機嫌で、賑やかな人になる。【2019年振り返りと2020年抱負】

あけましておめでとうございます、くろえ、もといたかおです。

さて、年末年始はというと、
・紅白で星野源に萌え、岩沢厚治を直視できず
・きのう何食べた?を観て萌え死にし
・井之頭五郎を見てほくほくし
・逃げ恥は萌えすぎて辛くなって途中で見れなくなる
といったごく一般的なアラサーの正月を過ごしました。萌えコンテンツの大量発生。命が持たない。つらい。

そういうわけなので、昨年の振り返りをしつつ、今年の抱負を書いてみようと思います(具体的に何をするかは、次のnoteで書く予定なので、今回は振り返りと今年の方向性について、宣言しています)。

2019年は「準備」の1年

ざっくり2019年を振り返ると、

・かなり厳しい状況が続く中で
・なんとか自分の在りたい姿を具現化/精緻化し、
・そこに向けた知識・経験を積み、
・「転職」という一大チャレンジを行い、
・転機に際して「自分に合う」環境を定義し、
・飛躍のスタートラインに立った

という感じの1年だったな、と思います。自分の出来ないこと、我慢ならない環境、適応できない不文律、人間関係の構築の難しさ、など、負の側面を感じる機会が多かったです。自分を理解することも、環境を変えることも、結構しんどかった。かつ、この1年は大変だったと言うよりも、めちゃくちゃ長かったです。。。色々ぐちゃぐちゃでしたが、最後に1本筋が通ったな、「合う」ってこういうことなのかなと気付けた、というのが、2019年の総括です。スタートラインに立てた、という感覚です。

2019年の10大ニュース

上記だけだとかなり抽象的(私の悪癖)なので、2019年の私的10大ニュースを以下に記載してみます。

①1月 キャリコン勉強開始→年内に合格
②5月 ロシアにハマる
③5月 noteを始める
④7月 複業先の顧客満足度ランキングで入賞
⑤7月 色々と重なり、体調不良に
⑥8月 劇場版おっさんずラブ(OL)にハマる→呪縛霊化する
⑦10月 同棲していた彼氏との唐突な別れ
⑧11月 転職して現職に入社!!!
⑨11月 人生初一人暮らし
⑩12月 宮古島に行く

2019年ハイライト ~キャリア編~

・1月 キャリコン勉強開始
人のキャリアを体系的に学ぶ時間はわくわくと癒やしで溢れていて、自分のキャリアの棚卸しだけではなく、対人支援の方向性を決める+「いくらやっても疲れなそうなこと」を見つけるために重要な時間だったと思います。

・7月 複業先(YeLL)の顧客満足度ランキングで入賞
自分がこれから人生をかけて踏み込もうとしている、対人支援の領域で成果を出せた…という感覚を持てたのは本当に嬉しかった!

・7月 家族関係と仕事関係で色々重なり、体調不良に。
詳細は割愛しますが、かなりしんどかった。介護・転職活動・仕事、が重なって、毎日過呼吸なるし動悸は止まらないし吐きまくってた。おそらく適応障害的なものだったのだろうけど、病院に行く時間もなかったから喉元すぎれば的事案。環境の大切さを思い知ったのもこの頃。あと、「大事な人が死ぬ」ってどういうことだろう、ということをめちゃくちゃ考えました。

・11月 転職活動ガチ勢になった結果、素敵な会社に入れた
「未経験から人事になる」ことの一般的なハードルを認識していたことと、将来的に人事になるなら折角だし引き出しを増やしておこう、ということで、色々な会社の面接を受けに行きました。
面接タイプも色々で、「時系列深堀り系」「ガクチカ反復系」「雑談系」「圧迫面接系(案外多かったような)」「定型質問系」「手の内明かす系」「スキルセット測る系」「知識測る系」など、色々な選考プロセスを経験できたのは、人事キャリアを作る上では収穫だったと思います。
因みに弊社については最初は「高望みだなぁ…」って思い、超ビビりながら面接に行き、3次面接で代表が出てきたときに緊張しすぎて一言目に「わ…本物だ…顔がすごいですね…!」と言ってしまったのはもう時効だと思うので書いておきます。
結果として「水が合う(テンションが合うというか、正義とか大事にするものとか譲れないポイントが合っている)」という感覚に出会えたのは本当に幸せなことだったと思います。とはいえ試用期間なのでチョンボしないように、とはいえのびのびがっつり働きます。
(あ!真面目で誠実で実直で前向きで静かに情熱を燃やす「いい」会社に入りたい人はわたしに連絡ください!弊社に関わらず、なんか相談に乗れる気がします!特に事業家マインドを持っていて、デジタルマーケティングの力で社会を幸せにしたい人とか…いる…よね!)

・12月 国家資格キャリアコンサルタント実技リベンジ合格!
年内に合格できたので、ほっと一安心。勉強方法を色々試し、自分の血肉にすることの大切さを学びました。

2019年ハイライト ~趣味編~

・5月 ロシアにハマる
GWに極東ロシア旅行へ。ウラジオストク~(シベリア鉄道)~ハバロフスク、で約1週間訪れましたが、ロシアの土地柄/料理/雰囲気/文化など、これまでよく訪れていたアジア諸国とは(近さは似通っているのに)全く違う雰囲気に魅了されてしまいました。詳しくはこちらに書いてあるので、ぜひ。

・5月 noteを始める
実はロシア旅行をきっかけに「どうしても書きたい…!しかも誰かに読んでほしい…!」と思い、プラットフォームを変更することに。これまで運用していたはてなブログからnoteに移行してきました(上の記事はnoteデビュー記事!)。いずれ書きますが、

・書くハードルが低い
・UIが秀逸
・見てくれる人が多い
・レコメンド機能が秀逸
・ゲーミフィケーションが秀逸
・サポートが丁寧
・編集部がすごい

などの理由で、本当にnoteを初めて良かったと思っています(この三が日も、読んだメディアってほぼnoteだったりするので、noteは私の人生を変えたと言っても過言ではない、と感じています)。
因みに、2019年は19記事書きました。一番バズったのはパンnoteだったので、これからもパンについてはちみちみ書いていこうと思いました。

私史上最もバズったnoteはこちら↓

次点はこれ(パン以外にもちょこちょこ書いてるんですけどね…!)

・8月 劇場版おっさんずラブ(OL)にハマる→呪縛霊化する
昨年末にハマったドラマ版「おっさんずラブ」、劇場版が始まってからはそのラブ度が加速。中学生時代からライトなヲタクではありますが、人生初の

・映画複数回鑑賞(3回行った、2回ですら行ったことなかった)
・応援上映参加(連帯感がやばくて何度でも行きたくなった)
・OL展示会@六本木参加(萌えがインフレ)
・グッズ課金(見かけると自動購入)
・関連本全部購入(自動購入システムを脳内に搭載)

おラブ沼にズブズブでした。牧くんは頭の先から爪先まで本当に最高だし、加えて主任が本当に(若干クズい、不幸体質なところも含めて本当に)最高だった。推し作品に出会えたのは本当に良かったです。ナイス青春!(諸般の事情でin the skyは観ておらず、呪縛霊と化しました…えぐい…商業ェ…)

・12月 宮古島との出会い
まだ人事になっていなかった頃に申し込んだ、人事ごった煮会 in 宮古島。宮古島については、理解しきれなかった部分も多々あるので、そこまで語れることは多くはないのですが、

空と海、全てが最高。全部、蒼い。
星が多い。東京と高度や星の傾きが違うのもグッと来る
独自の文化が構築されている(食文化など)
名字が一様に珍しく、興味を引く
・個人的には雪塩ミュージアムがとても良い、グッと来る
経済構造・人口構造が独特
開発や関係人口の観点でも特殊な事例(発展・改善の余地がある)

など、本当に素敵でした。
私は実はガチな人見知りで、基本よっぽど仲の良い友人か恋人としか旅行はしないので、知らない人と旅行をするということ自体がとんでもないハードルだったのだけれど(しかも転職前に転職後のスケジュールを決めるというのは結構勇気がいた)、素敵な方々との出会いを通じて、自分の人生の引き出しが広がったので、本当に、本当に、行ってよかった…!し、まだまだ未知の部分がたくさんあるので(文化人類学とか社会学的な興味)また行きたい…!

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2019年ハイライト ~ライフ編~

・10月 突然の別れ
2年弱お付き合いしていた(+1年弱同棲していた)彼氏との突然の別れ。青天の霹靂。やり場のない怒りと超短期の葛藤。正直、別れるという決断をした自分にも驚きました。でも、これまで楽しいことを一緒に色々してきてくれた彼には感謝が尽きません。

・11月 人生初の一人暮らし
大学卒業まで実家暮らし→社会人になって妹(通称:妹子)との2人暮らし→同棲、と来ていたので、「私は一人暮らししないんやろうなぁwうえうえww」くらいに思っていたのですが、遂に来ました。まだ慣れていないし、この有り様↓なのですが、頑張ります。(彼氏というインフラの喪失はかなりやばい、死ぬかもしれないって今も思っている、死なないけど。)

↓謎にぷちバズったツイート。喪失した彼氏を細分化して対策しようとしているので、ツリー配下も見てくれよな!

2019年初頭に立てた目標は「ほぼ達成」!

ちなみに、私が昨年の元日に投稿した文章がこちらになります。

■今年の展望
2019年は「熱中しながら」「自然に健全な努力を重ね」、「自分自身を認めてあげられる状態」になるようになりたいです(切実)。
具体的には、キャリコンやカウンセリング系の勉強を中心とした「ヒトそのもの」への学びを深めることや、家事スキルの向上などを進めていきます。仕事では人の深いところにまつわる領域にできるだけ手を付けていたい。人にまつわるプロになるスタートラインくらいには立っていてほしい
それでもって、これは前から変わりませんが、挑戦しようとしている人、頑張っている人、悩んで立ち止まっている人を「大丈夫だよ」って受け止めた上で、(精神的にも、スキル的にも)応援・手助けできるような人になれるといいなって思います。

(キャリコン取得、同棲+ひとり暮らしによる家事スキルアップ、人事への転職、対人支援)ほぼ全て実現できたし、そのスタートラインにまさに立ってるよ、って、去年の自分に言いたいなと思います。

2020年は、自分のご機嫌にコミットすることで、「ひとりでもご機嫌で賑やか」な人になる。

ここまで見て分かる通り、この1年は(特に10月~12月が)ジェットコースターばりな人生でした。とはいえこれは飛び立つことに向けた「準備」の1年だった、と書いていることから、「飛翔」の1年、を目標に掲げるつもりでした。

が、色々なことを通じて感じたのが、【ネオご自愛(ご自愛の先にあるもの)】に到達する必要性です。
社会的にも(?)ご自愛という単語が2019年後期にバズっていたような印象です。この記事、ご覧になられた方いらっしゃったのではないでしょうか。

私も深く感銘を受け、この記事を見てからは「ナイスご自愛!」「ご自愛してね!」「攻めのご自愛!」みたいな感じで、整えることの重要性を感じると共に「ご自愛に憑依された生き方」をしていたのですが、
・恋人との別れに際して色々悶々としたこと
・所謂「毒親」と新年対峙し、心の中がどろどろしたこと
・新年早々こちら↓の記事を見たこと
などから、【ネオご自愛(=ご自愛の先にあるもの)】を目指すべきなのではないか、と思ったのです。

特に記事内のこの詩。

ひとりは賑やか
ひとりでいるのは 賑やかだ
賑やかな賑やかな森だよ
夢がぱちぱち はぜてくる
よからぬ思いも 湧いてくる
エーデルワイスも 毒の茸も

ひとりでいるのは 賑やかだ
賑やかな賑やかな海だよ
水平線もかたむいて
荒れに荒れっちまう夜もある
なぎの日生まれる馬鹿貝もある

ひとりでいるのは賑やかだ
誓って負け惜しみなんかじゃない
ひとりでいるとき 淋しいやつが
ふたり寄ったら なお淋しい


おおぜい寄ったなら
だ だ だ だ だっと 堕落だな

恋人よ
まだどこにいるのかもわからない 君
ひとりでいるとき 一番賑やかなヤツで
あってくれ

「ご自愛」する(=自分をメンテナンスする、自分を愛する)だけではなく、「ひとりでも賑やかである」(=ご機嫌・賑やかな状態を創出することで、周囲にポジティブよりの効果を招く)という状態を目指そう、と思ったのです。

これは逆に言うと、以下のような状況は避けたい、ということです。

・他人を利用して自分のご機嫌を取る
(例えば恋人を作る、とかもそれに該当するかもしれない。そう考えているうちは恋人はいない方が良いかもしれないとすら思う)
・自分のご機嫌を取れずに他人に嫌な思いをさせる
(例えば被害妄想で他人を避けたりするのは勿体ないし、不機嫌をバラ撒き散らしても誰もいい思いはしないよね、という)

誰かを幸せにするためには、まずは自分のご機嫌にコミットすることが大事で、自分の面倒を自分で見る決意をして初めて、他人と健全に交われると考えています。

必要なのは、安心安全の場と、熱中する「何か」、そして…

「ひとりでも賑やかにご機嫌にあるという状態にコミットする」ためには、以下の3つが必要だと思っています。

①自分がご機嫌であり続けられる環境
自分が心安らげるコミュニティを作る、大事にすること。(既存の友人関係に加えて、おうち図書館をコミュニティ化出来たら最高!)
②自分の領域で熱中できるものを持つ
・仕事領域
目の前のことを本気でやって強力に推進する(成果出すだけじゃなく、成果をまとめて記事にするとか、登壇するとかも含める)
・趣味領域
趣味を増やす・邁進する方法を定義する・やりこむ(候補はパン屋巡り、銭湯巡り、本棚巡り、読書、パン作り、風呂、note執筆、Twitter運用、紙に文字を書く、辺りだけど、それ以外にも増やしたい)
・運動領域
テニスだけではなく、他のスポーツもやってみる(ダンスや武術なども検討したい。結果として、体を動かすことにハマると良いな…ジムにももうちょっと行きたいな…Youtube筋トレしようかな…)
③自分の状態を客観的に観測できる機会を創る
毎日の日報や日記などで、自分を振り返り、定期的にブレーキをかけたり、アクセルを踏む(その「儀式」をどう構築するかは要検討)。

上記3つの取組みの結果として、
・自分だけではなく、周りの人も笑顔で心地良くあれる
・ネガティブではなくポジティブな影響を与えられる
・私たち、一緒にいられて/できてよかったね、と言われる
ような。そんな、気持ち良い人を目指します。

なんでもない日々を重ねていこう

とはいえ意識がインフレしがちな年始。私の師として仰ぐまきむう氏の言葉で締めたいと思います。

今年も、なんでもない毎日を、丁寧に、積み重ねていきましょう。

この時期って、なんていうかな、「みんなはああだけど自分はみんなみたいになれないな」感を抱えて生きてる人がポツンとしやすい時期じゃない? 例えていうなら、「田舎に帰りたくない人や帰れない人が新宿二丁目にあふれる現象」みたいな。

だから、まあ、大晦日だし、元旦なんだけど、それと同時に「なんでもない日」として、「お互いいろいろあるけどお疲れ、一日一日なんとかやれててよかったな、よかったよの日」として、ご挨拶を申し上げたいと思います。(なんだそれ)(まじで素直じゃない感じだけど)(でもこれがぼくの素直な気持ちなんだ)

何をしてても、「置いてかれ感」みたいなものを感じちゃうことってあると思ってて。「みんな年末年始休みなのにわたしは……」とか、「みんな結婚してるのにわたしは……」とか、「みんなお祝いモードなのにわたしは……」とか、「みんな帰る場所があるのにわたしは……」とか、なんでもさ。

でも、自分だけ置いてかれ感〜って思うのは多分、ある意味当たり前のことでさ、それはなんでかっていうと、自分の道を歩いてるのは自分しかいないからなんだよね。だからなんか、休み休み、別に合わせようとしなくてもいい、急がなくてもいいからさ、なんでもない日々を重ねていきましょう。

次回もお目にかかれるのを楽しみにしています!毎日こんな感じの気づきなどをつぶやくアカウントはこちら(人事・マーケティング・キャリア・パン・恋愛・人間観察などについて書いてるよ)↓


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UXコンサル、BtoBマーケ、人事を経てコミュニケーションマネージャー(広報、マーケ、採用広報、組織開発)なう。 書くこと:パン偏愛、可愛いもの布教、働くこと、生きること、1日1考、新サービス考察、旅行、読書録、銭湯、恋愛。 頂いたサポートは、もれなくパンの研究に使われます。