【反省】赤ちゃんファースト詐欺でした。妊娠後、初めて本当に仕事を手放した時
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【反省】赤ちゃんファースト詐欺でした。妊娠後、初めて本当に仕事を手放した時

フリーランスとして独立して、経営を学び、自分の商品・サービスを持って、集客やマーケティングなどを行う仕事でビジネスを始めてから約3年。

自分の得意なことで人の役に立ち、効率を求めつつしっかり稼ぐ、そんなワークスタイルに魅了され、仕事が人生そのものになっていた私の元に小さな命が来てくれた2021年。

うちの夫婦の場合は、夫が子ども好きなので「子どもができた時は、あなたがメインで子育てをしてほしい。私一人では絶対に無理。妊娠中もできる限り仕事を続けて、産後も私が先に仕事に復帰したい」というなんともジャイアンな条件を伝え続けていました。

それぐらい私にとって仕事は手放せない存在。欠かせない存在でしたが、そんな私が妊娠中に初めて仕事を全て手放すことになった時のお話をしたいと思います。

妊娠初期から中期は仕事をしていることに精神的に大きく救われた

妊娠初期から中期は、ホルモンバランスの変化で体調面でもメンタル面でも不安定になりがちでしたが、私の場合は逆に仕事をすることで、体調もメンタルもかなり安定していました。

つわりでツラかった妊娠初期もZoomでお客様の対応をしている時は元気だったし、いわゆる安定期と言われる妊娠中期には、オンラインとオフライン両方でコンサルをしたりコミュニティ運営に挑戦したりと、妊婦とは思えないほど精力的に動くことができました。

胎児の成長も順調で「赤ちゃんも、生き生き好きなことで働いているママの方が居心地いいよね〜」と思っていました。

妊娠8ヶ月に入り、恐れていた切迫早産で入院

妊娠8ヶ月に入った頃、お腹の張りや疲れを感じやすくなり、検診で子宮頸管(赤ちゃんが出てくるところ)の長さが25mmを切ってしまったことから切迫早産の診断を受け入院になってしまいました。

入院中はお腹の張りを抑える点滴で、これ以上頸管が短くならないように管理していくのですが、私の場合は点滴との相性が良かったのか、入院をして点滴を始めてからお腹が張ることはほとんどなく、病院も個室だったため、お部屋で通常通り仕事を続けることができていました。

お腹が張らないようにさえ気をつければ、赤ちゃんは元気だったので「このまま入院してても仕事ができるなら別に困らないな〜」と楽観的に思っていました。

頸管長も無事に回復して長さもキープできていたので、この時は2週間ほどの入院のみで退院することができました。

妊娠9ヶ月にまさかの赤ちゃんの成長が見られず再入院

仕事へのスタンスに大きな変化が起きたのが、ちょうど妊娠9ヶ月に入ったとき。30週の検診の時から、32週の検診の2週間で赤ちゃんの推定体重が全く増えておらず、胎児発育不全の診断を受け、再び管理入院となりました。

母体が頑張って、点滴などの対応策がある切迫早産と違って、本来成長真っ只中のはずの妊娠後期の胎児発育不全は原因不明なことがほとんど。

「どうして突然成長が止まったの?」
「なんでうちの子なの?」
「何がいけなかった?」
「赤ちゃんに大きくなってもらうには何をすればいい?」

考えても、ネットで調べても、病院で調べても、胎児発育不全の原因や理由は特定の原因がわからないことが多く、母体ができることは食事から栄養をしっかりとって、休息を取ったり水分を取ったり深い呼吸をしたりして循環をよくして、胎盤に栄養を送れるようにすることくらいとのこと。

この時、初めてこのまま赤ちゃんが成長せずに、何か生まれてくるまでに赤ちゃんの命に関わることがあったらどうしよう、と怖くなりました。

夫と母に電話して「赤ちゃんが成長していない」と口に出した瞬間に涙が止まらなくなり、赤ちゃんを失うかもしれない恐怖と不安と、確実な治療方法がない悔しさで、入院当日はとにかく泣いて、お腹の赤ちゃんに謝り続けました。

「ごめんなさい」
「ママの何がダメだった?」
「今からでも間に合うならなんでもするから元気に大きくなってほしい」

「赤ちゃん第一」と口では言いつつ、結局は自分ファーストだったと反省。大好きだった仕事を躊躇なく手放した

もしかしてパソコンでの作業やオンラインでの顧客対応は、自分で思っていた以上に、呼吸が浅くなっていたり、水分不足になったり、しっかり疲れがとれていなかったのかもしれない。

もしかして口では「赤ちゃん第一」って言ってたくせに、結局自分が仕事をしたいからと無理したことで赤ちゃんに影響が出てしまったのかもしれない。

自分が妊娠してることを忘れてしまうくらい仕事に集中してしまうママに対して赤ちゃんが怒ったり悲しんだりストレスが溜まって成長できなくなってしまったのかもしれない。

いろんな「かもしれない」が頭の中を巡りました。

考えても正解はわからないけど、何かしらの赤ちゃんからのメッセージなんだと自分に言い聞かせ、赤ちゃんと向き合うこと、お腹にいる赤ちゃんの存在をしっかり感じること、そのためには思い切って仕事を手放す必要がありました。

今までの私なら、自分の気持ちや責任感を優先して、簡単に仕事から離れることはできませんでしたが、この時は何の躊躇もなく仕事を手放すことを選びました。生まれて初めての「親」としての感情でした。

この子が無事に生まれてきてくれるなら、仕事なんかどうだっていい、迷惑かけたっていい。幸いにも、予めお客様たちには妊娠のことや産休のことも伝えてあったので、早めに産休に入るということで皆さん快諾してくれて、トラブルもなくお仕事からいったん離れることができました。
(素晴らしいお客様と、今までの信頼関係に心から救われました。)

仕事を手放して、とにかく赤ちゃんに向き合った出産までの1ヶ月半。その結果は…

妊娠9ヶ月10ヶ月、出産までの約1ヶ月半は一度もパソコンを開くことなく、オンライン対応も全てキャンセル、メッセージ対応も一時休止して(取り急ぎのメッセージの返信は夫に任せました)、健康的な病院のご飯を残さず食べて、水分をとって出すもの出して、なるべく横になって体を休めることを意識して過ごしました。

その結果、入院した翌週の33週から35週までの3週間、1週間に約300gずつ急成長を遂げて、胎児成長曲線の標準値内に戻ってくることができました。

正直、何が効果的だったのか正解はわかりません。

たまたま一時的に成長が遅れただけで実際は赤ちゃんは発育不全じゃなかったのかもしれない。もしくは逆子だったのでサイズが測りづらくて誤差があっただけかもしれない。それでも大きくなってくれた我が子に感謝しかありませんでした。

その後も成長のペースは週毎にバラつきがあったものの、(逆子のため)予定帝王切開の前日のエコーでは2400g前後くらいまでは成長しているので、小さめだけど問題ないとのこと。心からホッとしました。

そしてついに娘を出産。さらに実際生まれてきたらなんと2926g!嬉しい500gの誤差!3kg近くまで大きくなってくれていました。

妊娠までのお客様との関係性や、余裕を持った産休設定で、仕事を手放してもなんとかなった

個人経営で仕事をする身として、仕事を手放すなんてとても非常識でお客様が離れていくんじゃないかと不安に思っていましたが、自分で勝手に不安になっていた以上にお客様からの温かい言葉や応援に救われて、むしろ絆が深まる機会になりました。

もちろん、いきなり仕事を投げ出すわけではなく、早いうちから産休・育休の計画を伝えておいたり、リピーターのお客様とはしっかりとコミュニケーションや信頼関係が築けていたというのも大きかったとは思います。

「今はママの体と赤ちゃんを最優先にして!」
「産休も育休もしっかりたっぷり取っていいんだよ」
「復帰を楽しみに待っています」
「復帰後も末長くお世話になるつもりです」

私の状況を踏まえた上で、励ましてくれて復帰を待っててくれるお客様たちには感謝しかありません。この恩をしっかり返していけるように、誠実に対応していきたいと思います。

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こーた&みお@沖縄|夫婦でフリーランス・会社経営・子育て
沖縄在住のうちなんちゅ夫×ナイチャー嫁。 2021年に夫婦で合同会社を設立、同年に娘が誕生👶 夫はシェアオフィス運営の業務委託、妻はWeb制作の経営者。noteは妻がメインで発信。現在は妻が収入の大黒柱で、夫が家事・育児担当です。 収入源を増やしつつビジネスも子育ても全力投球!