「自分の身を守るシールド」を身につけることの大切さ。
今日は朝から変な夢を見て、心の元気がなくて、何のやる気も出ないのです。
起きたら怖くて泣いていました。
でも書くことは見つかりました。
心の元気がない理由。
それは、これまで受けた、”ちょっとした” 性被害。
”ちょっとした” 性被害は、身近に潜んでいます。
※今回はプライベートな内容になってしまったので、有料にしてみました。
夢を見た理由。川崎市のニュース。
夢を見たのは、多分前日にこんなニュースを目にしたからだと思います。
「体操服の下の肌着着用禁止について」
昨日、旦那さんとランチを食べていた時にこのニュースが話題に上りました。そこから、痴漢や盗撮、性被害の話まで話題が広がりました。
このニュースを見た時、私が中学生の時に経験したことがフラッシュバックしてきました。
「セクハラ先生。」
中学生になった時、ある先生が話題になりました。
「セクハラ先生。」
その先生は、何かと女子生徒の身体を触ってくる。
パソコンの授業の時が一番ひどかったです。
マウスに置いてる手の上に、先生の手が乗る。
椅子越しにバックハグをされる。
胸の発達が早い子は、先生の手が胸に当たる。
私を含め、女子のほとんどがとても気持ち悪そうにしていました。
そんな状態を見て、友達と相談。
「親に言った方がいいんとちゃう?」
「でも大ごとにしたくないし…」
「じゃあ友達がされてる、ってことにする?」
「それやったら大ごとにならずに、解決するかもな。」
後日、実際にお母さんと話しました。
「〇〇ちゃんが、この先生からこんなことされてるねん。」
「そっかぁ、それはアカンなぁ。」
会話終了〜。笑
次の日、また友達と会議です。私の親を含め、どこの親も反応が鈍くてどうしよう、となりました。
「やっぱり、友達やったら動いてくれへんよな。」
「自分の子じゃないもんな。」
「自分のことやったって言ったら、流石に動いてくれるかな?」
家に帰り、昨日の話は自分のことだったとお母さんに伝えました。
案の定、自分の親も友達の親も大激怒。
学校との話し合いが始まりました。
話し合いの結果、その先生は退職されることになりました。
自責の念。
私はスッキリするどころか、自責の念に駆られていました。今思えば、親が激怒するのも、その先生が退職されるのも、大ごとになるのも、当然のことだろうと思えます。
しかし、当時はまだ中学生です。
「大ごとにしてしまった。」
「親に迷惑をかけてしまった。」
「学校にも迷惑をかけてしまった。」
「先生が職を失うなんて、思ってもいなかった。」
「私が何も言わなければ、我慢しておけば、誰にも迷惑かけずに済んだのに。」
その後、私はその先生の夢を見ました。
「こんなことになったんはお前らのせいや。」
「覚えとけよ。」
「お前らの人生めちゃくちゃにしたるからな。」
どこを歩いてもその先生からつきまとわれる。
逃げ道がない。
そんなところで、ハッと目が覚めました。
この夢を繰り返し見ることになるとは、当時は思ってもいなかったことでした。
過去の自分を救えるのは、自分しかいない。
結婚して、子どもを授かりたいと思っている今現在。
時々このことを思い出しては、「どうしたら正解だったのか」を未だに考えます。
親の対応、学校の対応、全て間違いではなかったはずです。私たちの言葉から、行動に移してくれて、今はとても感謝しています。
しかし、当時は、「自分がしてはいけないことを、してしまった。人を1人、不幸にしてしまった。」という罪の意識だけが残りました。
どうしたら、それを変えれたのか。
正しい答えは分かりませんが、親からの声かけ、先生からの声かけで少し変わっていたのかもしれません。
私は時々、頭の中でタイムスリップして、当時の自分に声かけをします。ドラえもんで、未来ののび太と現在ののび太が話している感覚です。笑
「親に言うのは勇気がいることだったね。
勇気を出してくれてありがとう。」
「あなたが先生を不幸にしたんじゃないよ。
先生は、自分がしたことの責任を取っただけだよ。
あなたのせいじゃない。」
当時、誰かから言われたかった言葉。
当時、誰かから教えてほしかったこと。
そんな言葉をかけることで、今の自分なら「あの子」(当時の自分)を救えるような気がします。
「過去の自分を救えるのは、自分しかいない。」
これは私が信じていることの一つです。
川崎市の「体操服の下の肌着着用禁止について」のニュースを見て、当時の自分を思い出しました。
このニュースを見て、「大ごとになってしまった。」と感じている学生がいるかもしれません。
先生や親、周りの大人の方は、学生への温かい声かけを是非してあげてほしいと思います。
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