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クリニック開院の失敗談③

保健所の対応は都道府県によって全然違います。
もっと言えば担当する人によっても変わってきます。

当然、キッチリ系の几帳面な担当者だと親切丁寧に教えてはくれるものの提出する書類もキッチリしてないとダメだったりします。いい加減っぽい人が担当だと、何も教えてくれませんが、慣れてる側からすればサクサク進んで楽だったりします。

また保健所の立入検査も千差万別です。

コロナ禍も影響しているのか、立入検査がない保健所もありました。かなり厄介なのが、立入検査が終わらないと開設届に受領印を押してくれないパターンです。受領印のある開設届がないと手続きができないものがあるから先に進めません。

他にも特殊なケースがあります。
開院後、数ヶ月経ってから立入に来るパターンです。数ヶ月運営していると「この部屋は用途を変えよう」「薬品が増えたから別のところに置こう」など変化が出てきます。

その頃に現れる立入検査はかなり面倒です。保健所は開設当初の図面を持っているので、その状態に戻すか、図面を修正するかしなければなりません。忘れた頃にやってくる立入検査は要注意です。

このように都道府県によって立入検査の違いがあり、保健所の方々も人間なので、人によって対応が変わります。初めて開設届を提出する際は面倒でも何度か保健所に足を運んで、担当者と仲良くなっておくのが良いと思います。

失敗談というよりは失敗しないための教訓ですね。

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