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パタゴニアがビール作りのパートナーに選んだのはやっぱりポートランドのブルワーだった

パタゴニアという企業について詳しい訳では無いのだけど、環境やサステナビリティにすごくこだわったプロダクト作りをしている企業だということは知っていて、15年くらい前に買ったフリースの上着を今でも愛用していていることからとても丈夫で品質も良いという印象がある。ビジネスの考え方とかやり方とかすごく興味がある企業だ。

先日、米ポートランドに行った時にバタバタしていてパタゴニアのお店に寄れなかったので、先週にぶらっと関内のお店に寄ってみた。やっぱりどれも高すぎて結局何も買わなかったんだけど、ある商品の売り場コーナーにすごく興味を惹かれた。その売り場コーナーとは…何と衣料品とはほとんど関係ないビール売り場だった。

パタゴニアは基本的には衣料品を売る企業のはずだけど、実は食料品も販売している。例えばこれとか。

単に大量に生産して消費させて終わりという考え方ではなく、食料品に関しても消費すればするほど環境が修復されるというような商品を売っているようだ。

その中にクラフトビール🍺もラインナップされている。ビールの名前は「Long Root」という(実は日本の酒屋に売ってて飲んだことがある)。これが関内のパタゴニア支店の売り場。(店員さんに許可をもらって撮影)

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このビールも例外なく飲めば飲むほど環境が修復されるというコンセプトらしく、ロジックとしては、大気中の二酸化炭素をより多く地中に封じ込め、しかもそれによって土壌を豊にする「カーンザ」という穀物から作られているらしく、このカーンザを育てれば育てるほど地球温暖化防止に効果があり、しかも土壌改良によって食料の生産力も上がるというもの。

そんな素晴らしいコンセプトのビールがあるってことも紹介したかったんだけど、個人的に強調したかったのが、そんな使命あるビール作りのパートナーとしてパタゴニアが選んだのがポートランドのブルワーだったという点。

HOPWORKS URBAN BREWERY(以下HOPWORKS)というブルワーで、10年前にポートランドに留学していた時に一番好きなブルワーだった。今では日本でもHOPWORKSのクラフトビールは結構流通していて良い時代になったなと思う。そんなHOPWORKSもパタゴニアに負けず劣らずのサステナブルな商品作りを追求する企業。

そんな大好きなブルワーとパタゴニアがタッグを組んでこんな素晴らしいコンセプトのビールを作っていたとのことで、ぜひ応援したいなと思って記事にしてみました。

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