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人生攻略ガイド【実践編】

〇まえがき

本記事では人生攻略ガイド【戦略編】の結果を受けて取り組んだ、自身の強味の活用と弱味への対処の具体的な実践例を紹介する

本記事(実践編)の内容はかなり個別具体的なものであり、戦略編以上にケースメソッド的な要素が強く、自分以外の方がそのまま導入するのは難しいが、
自分の強味と弱味を把握した上で、何を活かし、何を棄てるかを判断する過程については、参考にして頂ける可能性があるかと思い、本記事を執筆した


(1)結果と概要

戦略編で自分自身の理解を深める為に使った5つの診断の結果と解釈を項目ごとにまとめた

  • ビックファイブ
    ・一言でまとめると「部屋に籠って黙々とタスクに没頭したい人」
    ・内向的で協調性は皆無、この点は自分でも受け入れており、無理に改善したいとも考えていない
    ・開放性がやや低い点、過去に神経症的傾向が高い時期があった点は対処が必要

  • ストレングスファインダー
    ・課題を見つけ、改善する能力「回復志向」と、それをサポートする形で分析思考、収集心、個別化などが上位に入っており、課題解決が得意であり好き
    ・戦略性とコミュニケーションに関わる能力が総じて下位に入っており、欠落している

  • クロノタイプ
    ・昼型
    ・8:00~11:00に頭が最も良く回る
    ・15:00~18:00が体が動かしやす

  • 自己省察
    ・論理、ルール、数字を大切にしており、それらに則ることで一定の成果を出せる人間関係、仕事の中で生きることには納得できる
    ・上記にそぐわない行動をしたり、評価を受ける環境にいることが、とてもストレスになる

  • 価値観リスト
    ・「達成」「貢献」「義務」が上位3項目であり、何かに取り組んでいる事が大切
    ・時々のプロジェクトベースにはなってしまうかもしれないが、人に貢献できる何かしらのタスクと向き合って、それを押し進めていきたい

(2)基本スタンス

 戦略編で自分の性格・得意不得意・価値観を見直した上で、自分が納得感を持って生きられる基本スタンスを、以下の通り1文でまとめてみた
 「自分が人の役に立てている実感の持てる、存在意義のある仕事をする」

(3)強味の活かし方

強味:論理・ルール・数字で理解・解決できるものであれば、対象を問わずに集中して取り組み、実行力を発揮できる

  • 活かし方
    1) 仕事、副業他、頭を使う作業は論理、数字、ルールで対応できるものを中心とする
     ・具体的な取り組み
      a. 本業は8:00始業の企業で働く
       これは結果的に自分に合っていただけだが、8:00始業・17:00定時の企業で働いている
       ベストなタイミングでは無いが、集中力が高い9:00~11:00に業務を遂行できるので、その間の作業効率が高い
       仮に9:00以降に始業の企業に勤めていたら、勤務時間の中でパフォーマンスが低い時間の方が多くなり、今の企業よりも成果が出せていないと思う 

    2) 数字・論理・ルールが重要視される仕事をする
     本業では業種・業界的に数字・論理・ルールに則った業務遂行が求められる建設業の企業で働いている
     副業は様々な業界・業種に挑戦してみたが、いずれも数字・論理・ルールに則った設計を元に事業開発に取り組んできたため、金銭的に大きな成果こそ上がっていないが、趣味的な感覚で継続出来ている  

(3)弱味への対処 

弱味1:論理・ルール・数字で理解・解決できない物事が苦手

  • 基本的に許容し、特に対処もしない
    世の中には論理・ルール・数字で理解・解決できない物事はあるが、それはごく一部でしかない
    また理解・解決できない事象の対処に労力を割いても、私が満足できる結果が得られる可能性は低いので、対処する必要がない

  • 人と関わる用事を極力、入れない様にする
    人間は感情が優先され、数字・論理・ルールのみで対応しきれない場合が多いので、会うことでお互いにメリットが無く、私のスタンスが通用しない人と関わる用事を入れない様にする

  • 人間関係を整理する
    人間関係の中で上項に該当する様な方との関係を断つ
    私の強味は多くの人と関わる事で活かされるものではないため、お互いにメリットが無い方とは電話、SNSなどの関係を断った

弱味2:戦略性の低さ

  • 戦略性の高い人と組む
    当然、戦略性も持っていた方が良いのだが、そもそも持ち合わせていないスキルを得ようとするよりも、自分が苦手なスキルを持っていて、自分の強味を価値として提供できる人と協力できた方が合理的と判断
    これは結果論でしかなく、私個人が成したものでもないが、副業では長らく戦略性が高い人と協業し事業開発に取り組んでいる
    ※因みに資産形成学を共同執筆したKazuKiさん
    数字・論理・ルール重視な点は共通しているが、私とKazuKiさんの能力や適性は驚く程に異なっている
    そのため、KazuKiさんにて基本理論や戦略構築、てぃまるにて実行計画作成・実施という役割分担が明確にできている    

弱味3:社交性・共感能力の低さ

  • スキルとしての外向能力を習得する
    多くの人と積極的に関わりたい訳ではないが、人間関係を構築・維持することも人生においては大切なため、何かしらの外向スキルは必要
    結論としてメンタリストDaiGoさんの動画配信サービス「D-lab」で解説されているものの1つ「傾聴」を何度も勉強し、5年前から現在まで継続して練習しつづけている
    傾聴技術の詳細は動画5時間分に相当するため割愛するが、D-labで紹介された傾聴技術はFBIがハイジャック犯の説得に用いる技術であり、生半可な小手先のテクニックではない
    私自身、現在も練習し続けている常態であり、到底「傾聴ができている」などと言える常態ではないが、それでも意識して相手の話を聴く感覚が持てたことで、会話が上手く進ケースが多くなった体感がある

  • コネクターとの関係を構築・維持する
    前項の傾聴技術の練習を行う上でだが、コネクター(※)との人間関係を構築・維持する
     ※多くの人との関係を築き、自分の周りに居る人間同士を繋げる人
    これも私が意図して成したものでなく、その方に私と話す時間を割いて頂いているだけではあるが、コネクターの方との関係があり、自分が人生や副業で課題に直面した際は、解決に繋がる人やコミュニティを紹介してもらう事がある
    それらは自分1人では到底、得られない解だった

〇まとめ

以上、戦略編を受けて取り組んだことをまとめてみた

勿論、これだけ人生が上手くいった訳でもなく、これから上手く行き続ける訳でもない

あくまで多数ある構成要素の1つを個別に活用・対処していったに過ぎない

ただしそれでも、自分の価値観や大切にしていることを理解したうえで、意識的に強味を活かし、弱味に対処できると、日々の生活で納得感・充実感を強く得られる様になった

人生攻略ガイドで紹介した診断ツール、戦略~実行プラン構築までの過程が、万人の人生を確実に成功へ導く手段には成り得ないと思うが、もし人生で悩みや不満を抱えている方がいたら、試しに取り組んでみて頂けると、今とは違った視点が得られるかもしれない

押しつけがましい宣伝はできないが、このシリーズがどなたかの人生の役に立つことがあれば嬉しい

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