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文明開化ロマン薫る‼︎ 敦賀赤レンガ倉庫 (敦賀市) vol.60

こんにちはKuro chanです。

大陸との湊町として発展した敦賀
昔は北前船や欧州国際連絡線などの交易があり、
今でもフェリーターミナルや海洋の物流拠点としての役割を担っています。


敦賀赤レンガ倉庫は
旧敦賀港の近くの金ケ崎地区にあり、
明治38年(1905)にアメリカの石油会社が
石油貯蔵用の倉庫として建築しました。
レンガはオランダから取り寄せ、
外国人の技士が設計しました。

昭和26年(1951)に地元の昆布製造会社が
倉庫を営業するため買い取った後、
平成15年(2003)には日本原電が買い取って
敦賀市に寄付しました。

平成27年(2015)観光施設としてオープンしました。



西洋の建築技術が培われた赤レンガ倉庫
日本の明治期らしい
ロマン溢れる風格を醸し出しています。
まさに敦賀港の文明開化の象徴と言える建物です。
120年近く経った今尚、時代と共に変化しながら
敦賀港と大陸との交易の歴史を刻んでいます。

現在は敦賀の湊町と鉄道が発展した
歴史を伝えるジオラマ館と
地元で採れたお魚や野菜などが味わえる
レストラン館が入っており、
屋外には開放的なオープンガーデンがあります。

建物の横には、
昭和の敦賀を走った鉄道車両が
展示されています。

国際的で当時の敦賀は
時代の最先端だったのでしょう。 
今、北陸新幹線と在来線のターミナルとなった敦賀
東日本と西日本を繋ぐ文化の要衝です。
新たな時代の夜明けを感じさせます!


●敦賀赤レンガ
 敦賀市金ケ崎町4番1号


[参考文献]
https://tsuruga-akarenga.jp/modules/info/index.php?action=PageView&page_id=6

https://tsuruga-akarenga.jp/modules/info/index.php?action=PageView&page_id=9



本日も読んで頂きありがとうございました!




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