【第1弾目パート1】美容師×血糖値の関連性
※データヘルス計画の生みの親である古井先生の本からの抜粋となります。
※統計データのため、すべての方が該当することではないと感じております。
※個人的な意見も部分的に記載しております。
今回の取り上げるケースは、美容室事業を展開する企業でのケースです。
平均年齢:26歳
健診データ上は肥満症は少なめ(美容師という職種柄でしょう)
空腹時血糖値は男性で平均100mg/dl程度
(一般的には80~90mg/dlなので、高めですね)
※血糖値が高い人は4人に1人が5年後に糖尿病を発症するというデータもあるようです。
職場環境をチェックするといくつかの課題がありました。
【課題①】朝食抜き
美容師は場所にもよると思いますが、朝は遅めの出勤、日中は施術に入り、夜は練習もしくは周りのスタイリストの練習に付き合うこともあるため、結果的に帰宅が遅くなりがちです。
夜遅くに食べているので、結果的に胃もたれが起こり朝食を抜くケースが多いようです。
※朝食を抜くと血糖値の変化がどう変わるのかというデータもあります。
【課題②】野菜不足
日中まとまったご飯をバランスよく食べれていないこともある影響で全体的な野菜不足が原因です。
年齢層も若いので、夜糖質メインのご飯を好んで食べていることも多いと考えます。
【課題③】甘い加工飲料
上記にも関連しますが、日中にご飯をしっかりバランスよく食べれないため、口を満たすために甘い清涼飲料水を飲む方が多いようです。
【課題解決方法①】意識改革
事実を正しく理解してもらうことが大事なので、
①清涼飲料水は避けること
②朝食をとらないとエネルギー不足で筋肉が栄養として使われてしまい、結果代謝が落ちること
を伝えました。
【結果】翌年の健診結果で空腹時血糖値が88mg/dl
皆様の周りでも若い・美容師に限らず
①夜勤勤務者
②残業が多く、結果夜ご飯が遅くなり、朝食を抜きがちな人
はいるのではないでしょうか。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?