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演じる

仕事は演じるものだ、とよく聞きます。
僕もそう思うしそうやってきたと思います。

嘘をつくということではありません。
自分がこうありたいと思う人になりきって振る舞ってみるということだと、私は解釈しています。すると、嘘とまでは言わずとも虚像に過ぎなかったものに自分が近づいていることに気付きます。

ところが。

最近の自分は、周りの人間が持つ僕にもっているであろう人物像を演じてしまっていることに気づきました。

どうりで近ごろ変な疲れ方をするわけです。
それに苦労の割に周りの評価が伴っていないことにもうすうす気づいてしまいました。

やりたいようにやる。
それはとても勇気のいることですが、たぶんそれでいいのです。
自分のために演じて離れていく人もいるかもしれませんが、その人は自分の人生に要らない人なのだと思います。
他人のために演じて近づいてくる人もあるかもしれません。逆にその人も自分の人生に要らない人なのだと思います。

人間には結果なんかについて考える権利はない。
あくまで自分を生きるために演じていくのだと思い出したのでした。

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