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「ショーシャンクが好きだけど、映画好きだと言ってもいいか」


こんにちは、アベヒサノジョウです。
以前、映画をひと月に一回は見に行く話をしたのですが…。

人と映画の話になると、決まってこんな流れになります。

Aさん 「へぇ、アベさん、毎月映画館に行くんですね!私も好きなんですよ、映画見るの!」
アべ 「そうなんですね」
Aさん 「家では何見ます?ネトフリのアレ見ました?」
アベ 「あー、いや、家ではあんまり見ないんです。映画館だけで…」
Aさん 「そうなんですか!?じゃあ、結構映画館に通ってる感じですか?」
アベ 「いや、ひと月に1回なので……年12回…多くても15とか…」
この辺りから雲行きが怪しくなります。
Aさん 「あ…そうなんですね。じゃあ、好きな映画とか、おすすめあります?」 

アベ 「えーと、『ショーシャンクの空に』ですね…」
Aさん 「あー、面白いですよね。定番ですし」

そこで、映画の話題は大抵終わります。
どうやら多く映画を見る方にとって、

「映画好き」=「映画について幅広い知識がある」「多くの映画を見ている」「定番ではないコアな作品もおさえている」

ことを意味するようで、私のように

・映画は映画館でしか見ない(好きな映画は借りてみる)
・多くの映画は見ていない(マーベルなど…未履修です)
・定番の映画好き

と、真逆だったようです。

いつの間にか映画とは「専門性」が重要なコンテンツとなり、話をするには流行に敏感で、暇さえあれば映画を見続けるような、「数量」が大切な世界となっているように感じました。
もちろん、あくまでも私個人の感想なので、それが全てではないとも思っています。(たまたま、そう言った方と巡り合うことが多いとか…)

ただ、間違いなくサブスクリプションによる映画配給システムによって「映画を見る」ことのハードルが一気に下がり、数を見ていない人は映画好きとは言えない雰囲気が出来ているのではないかと思います。

私はどちらかというと『専門性』よりも『趣味としての映画』なので、今度からは
映画(館の雰囲気が)好き」略して「映画好き」
を名乗っていこうと思います… …??

とはいえ、「好きなものは好き」と言える気持ちは、映画に関わらず大切にしていきたいですね。

ショーシャンクの空に……最高です!


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