【炭酸刺繍|盛夏編】縫い留める。
再び、詩の方でも秋さんの企画に参加します⇩
アナタと過ごした
泡沫の日々
確かに在った その日々を
拾い集めて 縫い留める
ワタシが終わるその日まで
消えること無く
炭酸刺繍
人、モノ、事。
生きていく限り、出会いがあれば別れがある。
始まりがあれば、終わりもある。
後になって思い返せば、その無数の出会いたちは炭酸の泡のように儚い。
目の前から消えていったそれらは、記憶の彼方に追いやられ、ともすれば最初から存在すらしなかったように記憶の海に溶けていく。
でも、
もらった言葉 もらった感情 もらった愛情
その大切な記憶をひとつひとつ、我が身に縫い留める。
やがてそれが、自分だけの模様になっていく。
イマの自分を作ってくれた、かけがえの無い 人、モノ、事 たちに感謝して、
この身に纏い生きていく 自分が終わるその日まで。
人は2度死ぬと言う。
1度目は肉体的な死。
2度目は自分の亡き後、自分との思い出がある人が全ていなくなった時。
願わくば、
誰かの心を覆い守る、優しい刺繍のひとつに、自分もなれたらいい。
炭酸の泡は弾ける元気なイメージですが、
その反面、跡形もなく消えていく儚さも感じます。
一方、刺繍(刺繍された衣服など)は製作者によって一針一針、気持ちを込めてその場に縫い付けられ、その作品を手にした人に長く大切に使われていくイメージ。
そんな気持を詩にしてみました。
愛しい人と不本意に別れることになり、
『死ぬまで、一生忘れないんだから…!!』
な、強炭酸刺繍系な意味合いにも取れる詩ですが…
それもまた、一興かなと(笑)
秋さん、よろしくお願いします♪
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