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不妊治療と私①


考えは人それぞれですが

不妊治療の苦労や子供の価値観について考えるきっかけとなる記事を書くことにしました。

我が家は11歳差姉弟。

1人目は27歳の時、自然妊娠で授かり、
2人目は38歳の時、顕微授精で授かりました。


1人目はすぐに出来たのにまさか私が?

当時はそんな思いから病院へは行かず、
民間の治療や体にいいものばかり食べていました。

娘は1人っ子歴が長かったわけですが

「もう1人作らないとかわいそう」

「女性は3人産んで1人前」

うちの近所はご高齢の方が多く
そんな事をよく言われたものです。


娘の前で言われた時にはさすがに嫌な思いをしました。

不妊治療を頑張っている人からしたら結構エグい挨拶。

そりゃ〜3人出来たら欲しかったわよ

そんな返しが出来ず、グッと堪えた。

そんな中で

子供を虐待したり、殺したり。


ニュースで見かけるたび、胸が痛くなりました。

可哀想に、次生まれ変わってうちに来たら
ご飯いっぱい食べさせてあげるよ。

事情は色々あるのだろうが、私には信じられなかった。


私の母は私を産む前に原因不明の死産を経験しており、

私には3歳上の姉が居たそう。

出産予定日より少し早く陣痛が来て、お腹の中で亡くなっていた。
母は泣かない赤ちゃんを出産したそう。


そんな話を聞かされて育った。
だから私は生まれ変わりなのだと。


妊娠、出産は奇跡で当たり前ではない。

簡単に授かる人もいれば授からない人もいるし、
子供を産まない という選択もあってもいいと思います。

ただ、

私たちは命の尊さを決して忘れてはいけない。

そんな想いを子供たちに伝えていこうと思います。







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