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遺伝子とmbti

今回はmbtiのNF型が苦手な話になると思いますが
遺伝子の話になります

まず、ダーウィンの進化論において、遺伝子、群れ、個体と言う区分の中で
1番上位に来るのが遺伝子、次に種族全体の群れ
最下位が、個体であると言う答えを
導き出したのが利己的な遺伝子と言う名著になりますが

個体としてのパーソナリティを大事にしたい利己的なタイプがNF型ですから
一般的に進化論の話はNF型にウケが悪く
逆にST型とNT 型には、理解されやすい話です

さて、この写真は可愛い猫ですが、かなり特徴が出ています

豹柄の父猫
灰色の母猫と子猫5匹ですが

子猫を見ると
灰色2匹  母100%
灰色と白の混合2匹  母と覚醒遺伝50%づつ
豹柄1匹 父100%

ここから、親の遺伝率を見ると
父猫の遺伝率は20%
母猫の遺伝率は60%
覚醒遺伝率は20%

乱数があるにしても
父猫20〜30%  母猫50〜60%と言う比率になるでしょう
覚醒遺伝率を見ても
父猫には、さらに親猫2匹と母猫の親猫2匹が居るため
覚醒遺伝20%のウチの1匹あたりの比率は5%程度になる為
父猫の残せる遺伝子と言うのは
一夫一妻制の場合は非常に少なくなると言う事が
分かると思います母猫と同じ比率の遺伝子を
後世に残そうとした場合には
一夫多妻で奥さんが最低2〜3人居ないと
バランスが取れないと言う事が分かります

さて、この遺伝的な仕組みが分かると
オスとメスの哺乳類によって、遺伝子レベルで
別の思考が生まれてきます
まず、オスの場合には最低でも3匹以上の
メスにモテて子孫を残してバランスを取りたい

メスの場合には、オスの愛情を独占して
我が子にだけリソースを注がせたいと言う思考です

さて、オスの場合はどうやったらモテると言う事を最大化できるのか?と言う戦略に
多様性が生まれてきます

この戦略の多様性の中に、利己的な行動と
利他的な行動を取るタイプが生まれます

虎の様な、社会性の無い猫であれば
利己的な思考だけで、強さの誇示だけで良い
しかし、ライオンの様な社会性のある猫になると
群れの秩序と言う思考が入ります

虎の場合はモテる為には利己的な思考の最大化
心理機能tiの発達だけを突き詰めれば良い
しかし、ライオンの場合は、秩序と言う
合理性も思考する為、teの発達が必要になります

さて、人間も同じ社会性かつライオンよりも
高度な文明を作る動物なので、より強力な
te機能を進化させた動物である為

お人よしだから、人のために利他的な行動を
するのでは無く
そうした方がモテるから、利他的な行動をすると言う
teに突き動かされて、利他的な行動を取る訳です

人間には心理機能が8種類あるのは
それだけ、モテると言う事に対する多様性を
生み出したと言う事であり

一夫一妻を目指す強いオスになろうとするタイプがいる一方で
零細企業的な隙間産業を狙うオスも生まれてきます

当然、メスはメスで圧倒的な強者ハーレムの中で
大奥の様な政治でのし上がる事を目指すタイプが生まれるのと、同じ様に
零細企業的なメスも生まれますから

零細企業同士で合併したり、大企業ハーレムに
吸収されたりと言う事が
ビジネスである様に、人の恋愛と遺伝子を
残すと言う行為では日常的に発生します

そして、人の脳みそは相対的でもある為
普段は弱気な零細企業タイプであっても
時にはアドレナリンの過剰分泌によって
瞬間的なゾーンに突入して
命を顧みない、死中に活を求める利他行動を
する事もある訳です

しかし、それらの行動原理の根源は遺伝子にあるのです
人間は遺伝子とタンパク質で出来ているのですから
遺伝子を如何に残すか?と言う事からは
逃れる事は出来ないのです

こういった話を読んだ時に
納得出来る場合、そこには遺伝的な適正があり
そうで無い場合は、遺伝的な適正が無いからです

この手の本人の努力でどうにもならない
綺麗事でない話を受け入れてどう向上するかを
合理的に考えれるタイプはte的思考が得意な傾向が強く

全てガチャと悲観し運命論と決定論に行くタイプは
NF型の傾向が強い為
受け入れ難いのです

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