初めての転職活動の記録を残してみる。2024年6月

一週間前の2024年7月31日、会社を辞めた。

新卒で就職した会社を4年と4ヶ月勤め上げた。夢を追って辞めた、というよりも精神面と体調不良によるところが大きな理由だった。体育会系な部分や、社長のワンマン経営で仕事が振り出しに戻ることが多々あり、一向に落ち着くことができず、ノイローゼ気味だった。ある時から自律神経系の不調が起こり、鬱っぽくなっていた。元々マイペースでじっくりと進めたい体質なのが災いした。

唯一やりがいだったある仕事もうまく出来なくなったのが2023年末頃。辞めることを考え始める。年が明け、春頃辞める意向を伝えた。後輩の元へ業務の引き渡しが決まったが、もうとっくに気持ちが切れていた。それでも最後まで頑張ったつもりだが、周りからはどう見えていたのだろう。仕事なんてどうでも良かった。でも後輩に嫌なところは見せられない。
上司からの「辞めると決めたら頑張れるよ」という言葉がまるで呪いのように、私を苦しめた。

会社には夢を追って辞めると伝えた。世間的に前向きな言い訳だと思ったから。もちろんやりたいことはあるが、それ以上に何のために働いているのかを見失い、仕事を頑張れない、というのが本音だった。

ただ世間的な目を気にしてしまうので、転職活動はしないとなぁと思い、辞めると決めてから転職エージェントに登録し、10数社応募。5〜6月に書類選考に通った3社の面接を受けた。

1社目はソーラーパネルの最先端の会社。初めてのリモート面接だ。かなり堅苦しく、まるで新卒の時のような質疑応答が続く。大学で行った研究なんて聞かれてもほとんど覚えてないし役にも立たないのにと思いながら、記憶をほじくり出てきた言葉を繋ぎ合わせて答えた。初めての転職面接で慣れてないのもあるが、やりたい事でもない会社へのアプローチは苦しいものだ。
結果不採用。副業の話を出したことで、業務が疎かになる疑念があったのだという。なぜだ…二頭を追うものは、というやつか?次から副業のことは言わないでおこう。

2社目は某大手企業。こちらは打って変わって和やかな雰囲気で面接が続く。相手はなんと4名でのリモート面接。さすが大手様。だがどうも私は正直なことしか言えないみたいだ。表情にも気持ちが出てしまう。
結果は仕事に対する熱量にギャップを感じました。という理由で見事にお見送り。いや、無理なのよ。積み上げてきたスキルはあるけどそれをやりたくないから辞めたんだよ。だから熱意なんて出るはずないじゃんよ。

難しい。

3社目は某道の駅運営とec事業だ。要するに最初は現場で知り、徐々にネットに移行してほしいというものだった。
ただとにかく面接官の態度が悪い。少し高圧的で笑わない。ここで働いても楽しくなさそう。後に最終面接で直接会って分かるのだが、ここの人事はTシャツ筋肉見せ野郎だ。ザ•体育会系。
嫌い。
こちらも乗り気のないまま、とりあえず面接終了。終了時に適性検査があるので受けてくださいと言われるが、試験を受ける前に最終面接の日程調整通知が届く。はぁ?さっきのは何なんだよ。

こうして6月は終わり、旅立ちの7月へ。
やり切れない気持ちは募る。

転職活動は本格化していく。

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