自分の感情を一瞬で変える技術
人間であるなら、感情はコントロール可能
人間は動物です。動物であるが故、感情が生まれます。嬉しかったり、悲しかったり、ときにはイライラが収まらなくなったり。
しかし、我々は人間です。感情のままに行動していては、仕事や普段の生活において、さまざまな不利益が生じてしまいます。
なにより、いつもマイナスの感情に囚われていると、自分自身がつらく、楽しい人生が送れません。
できるなら、いつもハッピーな感情で過ごしていきたいものです。
であるなら、自分の感情をコントロールする技術を身につけ、どの瞬間もハッピーな感情で埋め尽くしましょう。
今回は、私がいつも実践している「自分の感情を一瞬で変える技術」を皆さんにシェアしたいと思います。
言葉の力を使い感情をコントロールする
ずばり、その方法は「言葉の力を使い感情をコントロールする」というものです。
その瞬間、自分がなりたい感情を言葉にし、脳内で唱えるのです。
たとえば、ワクワクした気持ちになりたいなら、「ワクワク」と何度も唱えます。ジェスチャーも加えると、なお効果が上がります。
みなさんも今やってみてください。
「ワクワク!!」 「ワクワク!!」
どうですか?ワクワクしてきませんか?
他の感情、「うっとり」や「嬉しい」も試してみてください。
過去のうっとりしたことや、嬉しかった出来事を思い出しながら。
プラスの感情だけでなく、マイナスの感情(イライラ、ムカムカなど)も試してみるとより効果が感じられるかもしれません。
特に、オノマトペを使うと効果が高いように感じます。オノマトペはすごいです。
なぜコントロール可能か
方法論を紹介して終わりでもいいのですが、せっかくなので、なぜコントロール可能か考えてみましょう。
そもそも、感情はどこから来るのでしょうか。
私は、「認識があるから感情が生まれる」と考えています。
これは、仏教の唯識論の考え方です。
私が発見したわけではありません。笑
今、私の目の前には、コーヒーの入った白いマグカップがあります。
一般的な考え方では、「マグカップが存在するから、認識が生まれる」と考えがちです。しかし、唯識論的には、「マグカップがあると私が認識したから、マグカップが存在している」と考えます。
認識が先です。
現に、少し前まで、マグカップは視界に入っていたはずですが、この文章を書くことに没頭していたため、認識には上がっていませんでした。すると私の脳内では、マグカップは存在していないのと同じことになるのです。
今、地球の裏側で交通事故が起こっていたとしても、その事実を知らなければ、私の中では起きていないのと同じことです。その事実を知り、認識してはじめて、私の中で交通事故が起こります。
宇宙があるからあなたが存在するのではなく、あなたが認識するから宇宙が存在するのです。
唯(ただ)、認識があるだけです。
認識を変えるだけ
少しスケールが大きくなりすぎましたが、ご理解いただけたでしょうか。
仕組みがわかればこっちのものです。
認識するから、感情が生まれるのであれば、認識を変えてあげればいいのです。
イライラしているな、と感じたら、まず、その感情を言葉にして、認識します。
その上で、今なりたい感情の言葉を脳内で唱えることで、認識を変え、感情で変えてしまうのです。
日々のトレーニングが重要
理論的に理解していても、いざマイナスの感情に襲われると、コントロールすることはなかなか難しいものです。
そのため、日々のトレーニングが重要になってきます。
お家などでリラックスできる時間を作り、体をゆるめ、感情をコントロールするトレーニングを行ってみてください。
むずかしく考えすぎず、「ワクワク!!」した気持ちで!
ともにハッピーな人生を
これまで偉そうに語ってきましたが、私もまだまだ修行の身です。
マイナスな感情に囚われて、憂鬱になることもしばしば。
私もみなさんと共に、トレーニングに励み、ハッピーな毎日を送りたいと思います。
毎日、毎秒ハッピーと認識すれば、現実もハッピーになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?