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オフがくれたワクワク



中断に入って、チームは10日間のオフを迎えた。


実家には帰らず、関東方面を転々とすること1週間。
今は新潟に居る姉の家から千葉の友だちの家に行く新幹線の中。




この1週間で色んな人に出会って、見て、感じた。


初めの2日間は、サッカーを本気で、トップでする仲間と過ごした。
受けた研修では、自分の考えは全く普通ではなく、普通などそもそも存在しない、みんな考えが違うことを身をもって感じた。
その中で、強さを武器に生きていくことを考えさせられた。



終了後、泊まらせてもらった高校からの親友とも、夜な夜な色んな話をした。
感じてることが似てた。考えてることが似てた。居心地が良かった。



次の日の朝から、地元の中学からの友だちと過ごした。
富士山を登った。
富士山の登山客はリアルに7割ぐらい外国人だった。活気があった。
働いている日本人が皆んな英語を話していて、それはそれはかっこよかった。シンプルに憧れた。
サッカーをしていなくて、自分よりも色んな経験をしている友人と過ごす時間は、楽しくて学びがあった。


下山後、その友人がカンボジアで学校建設のボランティアをした際に利用したNPO法人の団体の人たちの家に泊まった。一緒にサッカーもした。
自分のいる世界の小ささと、でも、その小さい世界でも、サッカー、スポーツという世界は、憧れと他ではないパワーを秘めていることを感じた。
仕事、働いてお金を稼ぐ手段はいくらでもあって、自分はまだまだ知らなすぎることを知った。
若くても、世界に、地域に貢献したいと心から思って行動している人がいること、人は見た目ではないことを自分で感じた。



サッカー関係ではない知らない人の家に泊まって過ごすのは、思いの外気疲れした。自分はサッカー以外のトレンドを知らなすぎること、疲れたら実家に帰りたいと思う自分を知った。


東京から大阪より東京から新潟の方が近くて安いことを母からのLINEで知って、姉の家に初上陸した。
ドライブで行った日本海沿いは、大学の時に住んでいた場所に似ていた。海鮮がおいしかった。米が美味しかった。駅周辺は想像以上に栄えていた。
観に行ったアルビレックス対鳥栖の試合は、20000人を超える観客が入っていた。新潟にはサッカーの文化、アルビの文化があるんだと思った。シンプルに感動した、鳥肌がたった。自分が選手という立場になり、試合を観る視点が変わったことに気づいた。
海外はこれ以上なのかと思うと、ワクワクした。サッカー選手って夢があるんだといつかぶりに思った。
強そうな姉もしっかり人間だということが分かった。
それでもやっぱり強かった。




これまでにかかった宿泊費は富士山の山小屋でのお金のみ。
サッカーがつないでくれた繋がりが、いつの間にか全国各地にあった。
こんなけでも十分すぎる日々を送った。
そんな数日間を振り返る新幹線で、高校の後輩と電話をした。



大学を休学して、海外でサッカーをした後輩。
高校の時から、真っ直ぐで、素直で、周りを気にせず自分を持っている後輩。
相談させてもらえませんかとのことで、電話をしたけど、助けてもらったのはこっちだった。
約1年前。この環境に飛び込む前のワクワクを、久しぶりに思い出した。
そして、決めた!
絶対に海外でサッカーをすることを。
偉そうに、やりたいと思って飛び込んだら何とかなると言っていた。ほんまにそう思うから。
やりたいこと、できた!ありがとう!!
飛び込む準備は入念に。



そんなこんなで、友達と合流する駅に着いた。
1年前、泣きながら見送ってくれた友達。
何でも言える友達。1番応援してくれて、助けてくれる友達。そんな友達との時間楽しんでこよーっ!




10日間のオフいつの間にか後半の後半、、。
人と場所に恵まれた良い時間過ごしてるなー。
休み取らせてくれる会社に感謝ですね。
お金貯めよ。やりたいこと、行きたいとこ、ありすぎる、。



#日記 #オフ#サッカー#繋がり#わくわく

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