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恋バナ
友だちと恋バナするのが楽しい時期があった。親に、恋バナをした記憶はない。
その理由は、怒られる、嫌悪されると思ったからだ。
じぶんが子どもを産んでみて、いつか子どもと恋バナしたいな〜って思ったこともある。
できることなら母と、恋バナをしてみたかった。
ただ母はクリスチャンで、男女関係にはとても厳しい人であり、とてもじゃないけど好きな人の相談なんて一切できなかった。
もし、恋愛の相談をしたとしても、母の答えはわかっていたからだ。
恋愛感情の芽生える思春期に、人生や女性の先輩である母に相談できたらどんなにか心強かっただろうかと思ったこともある。
わたしの親友は母ととても仲が良く、なんでも、ほんとになんでも相談できる仲で、めちゃくちゃうらやましかったのをいまでも覚えている。
え?そんなことまで相談できるの?
と、なんど思ったことか。
だからこそなのか、わたしは娘が産まれたとき、わたしの親友と母のような関係になりたいと思ったのだ。
先週会った長女が今日、煮物をつくりすぎたからと我が家におすそ分けにきた。
美味しくありがたく長女のつくった煮物をみんなで食べたあと、二人で話す時間があり、なぜか恋バナになったのだ。
わたしは、親友と母の関係を目標にしながら子育てしてたわけだが、長女の恋バナをちょっとしか聞いたことないって話をした。
で、長女ももし娘ができたら、恋バナをしたいという。
二人で盛り上がり、長女が昔のじぶんの恋バナをはじめたのだ。
あまり聞いたことがないと記憶していて印象に残ってる彼氏が二人しかいなかったのだが、長女の恋バナを聞くと、
あれ?この話、聞いたことある!え?その話も知ってる!たしかこうだったよね〜?
なんて、長女はわたしに話したような隠してたような、わたしは、知らないと思ってたら聞いていたような話し。
二人で大笑いし、盛り上がった。
長女はわたしには内緒にしてると思ってて、わたしは長女が積極的に話してくれなかったと思ってたのに、記憶はというのは、ほんとにあいまいだ。笑
つまり、話してないようで話してる、聞いてないようで聞いてるってことが判明して、また二人で大笑い。
でも恋バナって、いくつになっても盛り上がるなって思ったのだ。
Revenge Day95クリア
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