一生東京に住むのか問題②

東京の住宅は高い。いや、全国的に値上がりしているのかもしれないが、一応23区の端っこの新築マンション70平米がほぼ億だった。軽い気持ちで説明会に参加して、度肝を抜かれた。これから35年ローンを組んでずっと返していくことがあまり現実的と思えず、家を購入した人はすごい…と思った。地方だったら何軒の家を買えるだろう。
年齢を考えたら決断するには遅すぎるくらいだ。でも一生そこに住む覚悟もないのに、そんな大きな買い物をしてもいいものだろうか。そう、地元に戻るという可能性。自分と夫の仕事や子供の学校など考えなければいけないことはたくさんあるし、気候だって違う。東京の便利さが恋しくなるかもしれない。今すぐには決められないとぐずぐずしている。
でも、だから転職しようと決めたのだ。在宅勤務が基本の会社に勤めたいと思ったのは、時間のなさも理由だがどこにだって住めるというのも大きい。勤務地を考慮しなくていいのなら、Uターンも、東京に住み続けることも可能だ。キャリアアップとか年収を上げるとか、そういったことが目的ではない。マミートラックどんと来いだ。大したスキルもないのにわがままかもしれないが、私は仕事をしながら自分の選択肢を広げたい。と偉そうなことを考えている。


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