日本と世界の差
昨日、スペインーブラジルのテストマッチを見ました。日本なら高校サッカーをしてる二人が、世界でもトップクラスのレベルの試合で活躍していました。
この二人は特別若いとしても、世界を見渡したら
10代で5大リーグ、トップレベルの選手がどれだけ多いか。ルカクやアドゥのように単に体ができあがって活躍しているのではなく、日本人と同じような身体能力でも活躍している選手がたくさんいます。
日本では、、、真っ先に思い浮かぶのは久保選手。
次は。。。。出てこないです。高校選手権のスーパースターや、ユースの時にトップ昇格を果たした選手にしても、J1リーグで活躍している選手は皆無。そもそもチーム、監督はトップチームで育てる余裕はありません。そうなると可能性があるのは、ユース、高校在住時点から、海外への移籍。
ワールドユース等で活躍したら、早期に海外へ扉が開かれました。そこには可能性はあると思います。
ただ、それでも通常の親なら高卒という資格が欲しいので、高校を卒業する年になります。
福井君や福田君等はそうですが、それでも彼らはもう19歳です。もちろんめちゃくちゃ早いです。が、世界と比較すると、もっと早い選手がいっぱいいます。単純に若くして世界にいける母数が違いますから、しょうがないですが、現状だと久保君のように、その少ない母数から偶然活躍してくれる選手を待つしかないです。
サッカー協会、Jリーグが真剣に向き合わない限り、この問題は解決しないかと思います。
ただでさえ、近年Jリーグは高卒選手はほとんど取らず大卒がほとんどです。
高卒で育てるより、大卒で即戦力を好みます。
高卒で育てるにしても、下位リーグのチームにレンタルです。技術があって取った選手を下位リーグにいかせたら、フィジカルメインの下位リーグでそりゃ活躍のは厳しい。
もちろん下位リーグのチームは昇格、残留と戦ってるので、よそのチームの若手を育てる義理はないし、当然です。
風間八宏さんがセレッソで、小学生、中学生が大学生と試合をさせていました。
足元に止めて蹴る。これができたら、体格は関係ないと。世界で活躍している選手はこれが当たり前で、ここにプラススピードがあったり、頭が良かったり、闘争心があったりです。
どこか、日本のチームでこういう試みをやってくれるチームはないでしょうか?
日本サッカーを変えたい人に協会のトップになってほしいですね。