旅人が海外に出て日本を恋しがる心理
旅人が海外に長期で行くと日本がやっぱり1番いいと言う人が一定数出てくる。
それを日本人はうちに籠るという人もいるけど僕はそうは思わない。
確かに2週間くらいの短期の旅行なら旅先が楽しくて仕方なくてその国が好きだと思い日本よりもいいと思うことは多いと思う。
でも、いろんな国を数ヶ月という期間で渡り歩いた人々はこんなことを感じるのかもしれない。
西洋は確かに華やかでおしゃれな生活をしている。アジアの他の国々も人が明るくてとても騒がしくていつも楽しい。
あー。でも、日本はそんな華やかな建築もなく、人々は静かでルールもしっかり守ってる。夜も安心して散歩できるし、ご飯も自分にはあってる。
海外に出ると必然的に自分の国との違いを肌で感じる。
でも、その違いは悪いことなのか。
日本人は死んだ目で働くとよく聞くけどアジア地域では働いてない人達は一日中寝転がって死んだようになっている。
海外に住んでみると日本とは違いおしゃれな建築物に囲まれて生活することもある。
なんて幸せなんだろうと感じることも最初は多い。
でも、しばらくして思う。
建築物には見慣れてきた。そろそろ日本食が食べたい。日本は夜でも安全だったから気をつかなくてもよかったな。
これは僕の個人的な感想なんだけど、やっぱり短期で旅行に行く人よりも長期で行く人の方が結局は日本がいいという人が多い気がする。
確かに性格的に海外が合う人もいる。
海外に日本好きがいるように僕たちは海外の文化や生活と対比することでしか自分の国の価値を知ることはできない。
僕たちの先人が作り上げてきた文化や生活がどれだけ異質であったか。
僕は今、インドという日本とは真逆の生活環境の中でしみじみと日本の良さを感じている。
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