好きなこと、得意なことは自分でわからないことも多い
音楽が好きなのにアラフォーまで気づいていなかった話
「音楽好き」と豪語するほどマニアではないが、どうやら周りの人達に比べて、音楽を聴く頻度が多いみたい。
聴くっていうよりも、歌うのが好きだ。
思い起こせば、幼少の頃から、何かしら熱唱していたし、音楽の授業で習った歌を未だに覚えていて歌えたりする。
ピアノも好きだった。
小4の時に親に習いたいと言って
ストイックにはやってなかったけど
(基礎練習がキライ)
多くが中学の部活が忙しくなってやめていく中
高校まで続けさせてもらった。
素敵な歌声を奏でる声帯は与えられなかったけど、音程を取るのは昔から得意だった。
一番好きな授業は「音楽」だった。
音楽だけは、いつも「5」だった。
それなのに、つい最近まで、音楽が得意だったことに、気づいていなかった。
絵を描くことも好きで、絵は周りからよく誉められたので、私は絵が特技だと思っていて
まさか音楽が得意分野だとは、全く思っていなかった。
歌声がべつにだからさ、いくら音感は良くても、なかなか誉められることもなかったわけで、だから、自分も、音楽が人に比べて好きな事にさえ、気づいていなかった。
でも、中学の時の音楽の先生が
地域では少し有名で、一目置かれている、独特だけど音楽的な才能がありそうな先生だったのだけど、そんな先生が、校内合唱コンクールの練習をしている時に、そんなに大きくもない私の歌声を聞き分けて、音程の正確さをほめてくださった。
あれは、とても嬉しかった。
大人になってから、気づく。
絵はたいして上手くはないと。
特に独創的な表現力があるわけでもない。
じゃあ音楽に才能か何かあるのか?
と言われたらよくわからないけど。
もっと早く、音楽が好きな自分に気がついて
音楽に関わってくればよかったなと
思う。
つまり、何が言いたいのかと言うと
好きなこと、得意なことって
子どもの頃や若い頃は
自分でも気づいてない、わかってないものなのだなということ。
だから、自分の子どもには
本当に好きなことや、得意なことを
見つけてあげたいし、教えてあげたい。
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