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ナナちゃんとナイン君の近親2️⃣

ナナ『ただいまー。(つっても誰も家にいないけど。)』

ナナの母親はいつも19時ごろに帰ってくる。今は、放課後すぐに帰宅したからまだ夕方の🌆17時前だ。

ナナ『バイトでもしよーかな。』

少し不安だった高校生活も、友達が普通にできたりして、勉強の方も安定してるし、余裕が出てきた。

ナナ『しっかしなぁー。あの(親友の)エイカ様でもまだバイトデビューしてないしなぁ。Cちゃんは、まだあどけないからバイトなんて無理だろうし。』

そう言えば、Cちゃんからもエイカからも、『ちょっと大人っぽくてしっかりしてそうに見える。』って最初の頃よく言われてたなぁ。

そんな事を考えながら、重たいカバン👜を部屋のベッドの上に放り投げた。

と、徐に、机の上にたまたま置いてあった求人誌をめくった。

(飲食系ばかりが目につくなぁ。でも、飲食系ってなんか嫌だなぁ。どーせならオシャレなカフェとかで働きたいけど。チェーン店ばかりだなぁ。しかも、ほとんどの店が高校生不可。
お!イオンって高校生🆗なの?イオン良いかもな。あ‼️個人経営っぽいカフェの求人がある!!しかも家の近所で高校生OK!ここに応募してみよう!!)

すぐに応募の電話📞をかけてみた。すると、面接日の案内をしてもらえた。

(自分がバイトにでも打ち込めば、学校でみんなとの会話のタネになるし!最近、会話の内容がネタ切れになってきたからねー。求人誌を見てると、ガールズバーなどの水商売系の求人も目につくけど、それはちょっと嫌だなと思うのが、母がシングルマザーの割に水商売をしていないからだと思う。母は、午前中にコンビニで働いて、昼から夜まで会社勤めをしている。残業がある日は、母からラインがあって、1人で夕食🍽️を食べる。自分で作る時もあるけど、ほぼ毎日、母が作り置きを作ってくれている。ちなみに、お昼ご飯は、おこずかいから買っても、お弁当🍙を持って行っても、どちらでも自由🆓なのだ。)

ナナの母『ただいまー。はぁ〜疲れた!』

私『(おっと考え事してたらもうそんな時間!?)あ、おかえり!』

母『あら、どうしたの。やけに元気ね。』

私『うん!実はね、さっきバイトに応募したんだー♪』

母『まさか、バーとか水商売系じゃないでしょうね!?😠』

私『😅まさか、まさか。近所のカフェだよ。面接予定までいったよ!』

母『良かった。あんた最近やけに色気ついてるから、調子乗ってバーとかに行くかもと思ったのよ。』

私『あはは。』

母『ナイン君に会ったんでしょ?』

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