「新コロ・タイトルマッチ」は世紀の茶番試合
ほかの方とは違うかもしれませんが、私は
「科学」とは……人類が獲得した知識を体系的に整理したもの
と定義しています。
要するに、「これまでにわかっていることをジャンル別にまとめたもの」ということです。
ジャンルとは、物理学、化学、工学、生物学、数学、文学、音楽などなどです(芸術だって、立派に「科学」の一分野です)。
よく「現代科学をもっても解明できない」などという陳腐なフレーズを目にしますが、私に言わせれば、「これまでにわかっていること」が「科学」なのですから、わからないことはそもそも「科学」ではありません。
たとえ間違っていても、(既知の理論を用いて)現象に説明のつく「仮説」が立てられることで、初めて「科学」の土俵に上れるわけです。
「科学は万能ではない」
そのとおり。人間の知っていることなんて、ごくわずかしかありません。
そして、「人類が(わかっているつもりで)長年にわたって勘違いしていたこと」も山のようにあります。
「科学は間違いを犯す」のです。
でも、科学には、ちゃんと間違いを訂正・修正・校正する機能があります。
一つは「再現性」。
「好き嫌い」や「信じる・信じない」にかかわらず、条件さえそろえれば、誰でも同じ結果が得られなければなりません。
「客観性」「普遍性」です。
もう一つは「反証」。
ある仮説(暫定チャンピオン)がある場合、チャレンジャーが「真っ向から戦いを挑む」ことが許されています。その結果、反証がみごと成立(チャレンジャーの勝利)すれば、従来の仮説は「チャンピオン」の座を追われることになるのです。
「物理学」の階級では、長年君臨してきた「レジェンド」アリストテレスやプトレマイオスが、挑戦者であるニュートンやガリレオに敗れ、王座から陥落しました。そのニュートン、ガリレオを負かしたアインシュタインが新チャンピオンに就きました。
現時点ではアインシュタインが「最強絶対王者」ですが、いずれ新星が登場し、牙城を崩すかもしれません。
「新型コロナ」は、ボッコボコに叩きのめされ、もはや立っているのもやっとの状態です。両目は腫れ上がり、鼻血だらだら、マウスピースも口から飛び出してしまいました。
「史上最恐」のキャッチフレーズだったのに、評判倒れもいいところ。
とっくにTKOになっていなければおかしいのですが、とんだ「八百長試合」のため、レフェリーがいつになっても試合を止めません。それどころか、ダウンするたびに手を貸して立ち上がらせようとしています。
採点員も実況アナも見て見ぬふり。
全員間違いなく、「新型コロナ」の勝利に大金を賭けているからです。負けたら、富も名誉もすべてを失ってしまうからです。
我々は、この「世紀の茶番試合」にブーイングを上げ、床を踏み鳴らし、リングに紙コップを投げ入れ続けなければなりません。
そして、レフェリーともども二度と「科学」というリングに上がれないようにしてやる必要があります。
その一環で、おしまいに署名のご協力のお願いです。
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