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私が属してきた数多のグループ

これまでどれだけのグループに所属してきただろうか。
短時間のものから、数年間のもの。

学生時代の女子グループ、クラス
バイト先、研修の一幕、地域のコミュニティ
職場、ツアー旅行の仲間。
ちょっとしたものから、所属という堅いものまで
家族を含めた様々なグループの一員としてそこに居た。

それら一つ一つのグループの中で、
自分はどんな顔をしていただろうか。
いまだに続く関係を持つものもあれば、
考えると良い気分がしないものもある。

それって一体どういうことなのだろうと思う。
何なんだろう。

その時々で、くっついたり離れたりして
時には何か形を残すものがあったかもしれないが
そのほとんどは、跡形もなく消え去って
記憶にすら残らないものもある。

でも、その時にはその集まりが必要であった。
集合体で何かをした。
その出来事が、自分にとって何だったのか
考えるととても不思議で、面白く思う。

広げた白紙の上に線が出来るように、
その動きは残る。その事実は残る。
だけれども、今はその殆どが
どうでもよいことになっている。

人によっては、その一つ一つが
積み重なって、人生の重要なターニングポイントに
なっていたりするのだろうか。
それはとても羨ましいことだと思う。

私の場合はそれらがスコーンと抜けたとしても
今が何も変わらないような気がしている。
だからこそ、そのグループ達が何にも意味のない集団に
思えて、笑えるのである。

これまで幾つのグループに属しただろうか。
そこで私がどんな顔をしていたのか、
知る術が有れば、それはあまりにも他人事過ぎて、
自分やその環境を客観視出来る、
とても興味深い時間になるだろうと思う。

心ここにあらずで、なんやかんやに属してきた半生を
今一度、じっくり振り返ってみたいものである。



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