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1.2.4 「開業の仕方」を考える

ステップ2:開業の仕方を考える

「起業(開業)の仕方」には、「個人事業主」「フリーランス」「法人」の3つがありますが、私自身「どれが自分に適しているのか?」で大いに悩みました。過去の私と同じような境遇で悩んでいる人の目線で「参考になりそうな比較ポイント」を纏めると下記となります。あくまでも個人的な私見です。間違っていたらごめんなさい。

私のオススメ

言わずもながらかもしれませんが、結論から先に言いますと下記です。
[個人事業主として起業する事をオススメするタイプ」
ラーメン屋さんなどのように、事業を開始するにはかなりの初期(設備)投資が必要となる事業で起業する人。設備投資がかさむため、初年度は大幅な赤字が見込まれる。そのため、「青色申告者の赤字の繰り越し(損失申告)」は必須。会社に副業がバレるとかバレないとかは、問題ではない。
[フリーランスとして起業する事をオススメするタイプ]
いわゆる「スモールビジネス」で起業する人。「起業直後は、売上も経費も少額。」と見込んでいる。そのため、「税の優遇処置(控除)の1つである青色申告特別控除」も「青色申告者の赤字の繰り越し(損失申告)」も、大した額にならないのであまり気にしていない。「副業状態で起業している事が、会社にバレない事。」が至上命題。
[法人として起業する事をおススメするタイプ]
「サラリーマンから自営業になる」というタイミングで「法人で起業する事をおススメするタイプ」は、思いつきませんでした。。。「個人事業主」か「フリーランス」で起業し、「経営者(事業主)としての経験」を積んでから、メリットが大きいと見込めれば「法人成り」をするのが、ありきたいかと思いますが良いかと思います。

「税務署に提出する書類」と「提出した場合の恩恵」

「開業届け(個人事業の開業・廃業等届出書)」と「青色申告承認申請書」の2つの書類があると認識しておけば良いと思います。この2つの書類を提出する事で、下記の恩恵を受ける事が出来ます。いずれも「税の優遇処置(節税)の為の対応」です。「売上も経費も大きくなる事業」を目指している人はしっかり対応する必要がありますが、「俺(私)の計画している事業は、スモールビジネス。脱サラする日まで、とにかく会社にバレたくない。」という場合は、「これら書類は提出せず、フリーランスとして事業を始める。」もアリかと。
[確定申告において青色申告が可能となる]
「確定申告には青色申告と白色申告があるようだけれど、違いが何なのか正直わからん。」という人も多いのではないでしょうか?そういう人は、青色申告をすれば、「青色申告特別控除」と「損失申告(赤字の繰り越し)」と「専従者給与の経費計上(家族へ支払う給与の経費化)」が出来るという事を抑えられれば良いかと思います。
[青色申告特別控除]
その名の通り「青色申告する事で受けられる特別な控除」ですが、事務や手続きのやり方により「金額」が異なります。下記と抑えられれば良いかと思います。

[損失申告(赤字の繰り越し)]
「年間経費が、年間売上を上回ってしまった。。。」という場合は赤字になる訳ですが、青色申告であればその赤字分を翌年以降の確定申告に繰り越せます。ですので、翌年は「(当年の売上)-(当年の経費)-(前年の赤字分)となるので、税金が抑えられます。
[専従者給与の経費計上(家族へ支払う給与の経費化)]
奥さんや旦那さんなどのご家族が事業を手伝ってくれている場合、その給与を経費計上する事が出来ます。

「副業で起業なんて、会社にバレるのが怖くて出来ない。」という人は、「フリーランスに向いているスモールビジネス」で起業するのはいかがでしょうか?


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