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移住生活Day25 『温泉とお蕎麦と豪雨』

 北海道の学生より一足早く夏休み中を満喫中の娘を幌加内町内にある温泉施設『せいわ温泉ルオント』に案内しました。先日はクルマで1時間半かけて旭岳温泉まで行きましたがここは現在の住居よりクルマで10分!湯温の違う浴槽が3つ、露天風呂とサウナがあります。冬季は雪見の岩風呂があります。ここの温泉はお湯が滑らかでしっとりしていて湯冷めしにくいという特徴があります。入浴料金は大人が500円、子供は250円。今調べてみたら東京都の銭湯の料金より安いんですね。(東京都は燃料費、地価、人件費などの高騰が背景にあるのでしょうか)お風呂を上がった後は休憩所の大型テレビを見ながらマンガを読むという東京の自宅では不可能なことを満喫していました。(自宅にも幌加内の住宅にもテレビがありません)

温泉の成分が効いたのかお腹が空きました。併設されているレストランでお蕎麦を食べることにしました。『せいわ温泉ルオント』は道の駅「森と湖の里ほろかない」にあります。旅雑誌の人気投票で食事がおいしい道の駅第3位を獲得したこともあるそうで期待できます。私は温かいとろろ蕎麦、妻はカレー南蛮蕎麦、娘は親子丼を頼みましたがどれもとても美味しくお腹いっぱいになりました。

これは多分、北海道あるあるだと思うのですが、、、たとえばラーメン屋さんに行ってお腹が空いているので大盛りを頼むとします。提供されたどんぶりを見て『!』東京でイメージする大盛りとはかなり量が違います。最近では原材料の高騰でそんなことないかもしれませんが、とにかく大盛りの量が多いです。おおらかな道民性を表しているような気がします。

天気予報で大雨が降るとのことだったので遅くなってしまわないように帰路を急ぎます。が時すでに遅し。遠くで雷が鳴っています。雨の量がものすごくて前がよく見えません。そもそも東京と違って道路(一応、国道)に照明が設置されていない山奥なのです。霧も出てきました。幸い対向車も後ろから来るクルマもいなかったのでスピードを落として慎重に運転して帰って来ました。町の中心部が近くなるとオレンジ色の外灯(これも北海道あるある)が見えてきてホッと一安心。ここまで来ればもう安心です。運転に自信があっても夜間、それも悪天候の時には運転しないことをオススメします。

一晩中、雨は降り続き娘と私は爆睡してしまったのですが妻は雨の音がうるさくて夜中に目が覚めてしまったそう。朝起きたら、町内の数カ所で冠水による通行止めが発生していました。

都会暮らしの時より数段、自然の脅威を感じました。

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