朔の読書感想文 その3
すごく読むのに時間がかかってしまった
1週間もあれば大体の本は読み終わるのに…
ジュール・ヴェルヌの80日間世界一周 驚異の旅を読ませていただきました
今回は新しい読み方に挑戦!ということで、日本語で一章読んでから、英語で一章を読むという読み方をしてみました。
日本語から英語で読むと内容理解がしやすいので分からない英単語の意味が推測しやすくまた話の流れを見失うことがないので最後まで楽しんで読めました。
また今回の本は日本語と英語間で縮訳、意訳が少なく日本語での訳のまま読めるのも良かったです。
主人公のフォッグ氏は彼が起きる時間、飲む紅茶の温度など全てか正確無比、そして冷静沈着、まるで機械のような人
一方彼の召使いのパスパルトゥーは天性の楽観主義者で、好奇心が旺盛ですぐ問題を引き起こす人
それでもう一人、フォッグ氏をとある理由から付きまとい、結局彼の旅に同行する刑事のフィックス氏
この本に出てくる登場人物は皆、名は体を表すを具現したかのようなお話
フォッグ氏は (Fog=霧)みたいな捉えどころが無い人
パスパルトゥー(Passepartout=合い鍵)なんでもこなせるマスターキー
フィックス氏(Fix=固定)一般的にFixは修理と訳されることが多いですが、今回はFixの意味の中でも、『固定』の意味合いが強い頑固な性格なのかなと思いながら読みました。
この本を読めば主人公と一緒に文字通り世界中を旅することができます。もちろん日本出てきます。外国の作家さんから見た当時の日本はこんな感じの印象なんだと思いました。
是非、読んでみてくださいね。
ではでは、朔でした。
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