きぼし

徒然なるままに書き連ねる

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最近の記事

母国語で勉強できる幸せ

日課である英語学習の一環で、ラジオ英会話を聞いている。常々天国のように思う。 こんなにわかりやすく、「日本語で」英語を教えてもらえて良いんだろうか。しかも実質タダで。 別にラジオ英会話の回し者ではない。 あと私はテキストを定期購読している。月ワンコイン程度。でもそれはソシャゲの10連ガチャより遥かに安いし、だいたいのプチプラアイシャドウ約1つ分だ。物によってはもっと安いかも。聴力に自信があるならテキストなしで挑んでも良い。 さて。なぜ「日本語で」と強調したのか。 それは日

    • ふと、私はもう、「親」をしたくないと思った。 子供の頃から、精神的に親の「親」だったし、私自身を自分自身で「育て直し」した。そのせいか、もう人生そのものに疲れ果てている。 子供は好き。かわいい。でも、「親」はもうしたくない。 自分の人生を生きたい。第3の人生が欲しい。

      • 今日のハイライト。 ・朝から熱中症で、夜になった今でも未だに頭ガンガンするのが治らない。 ・English, English, English!!!! ・もらいもののぼんち揚げみたいなおかきのお陰で、熱中症で機能停止していた胃がようやく動き出した。せんきゅーおかき醤油味!!

        • twitterへのお気持ちと映画の話。

          宵山を過ぎると、午後3時には入道雲がかかり、夕暮れの日差しになる。 夏は案外短い。 ツイッターについて 昨日たる2023年7月24日、旧ツイッター現Xによるアカウント凍結により、失楽園と成り果て、新天地へ本格移行することになった。 朝になったら凍結が解除されていた。 君、情緒不安定が過ぎんかね? でもごめんなさい。私達もう終わったの。私はあなたが沈み切るまで一緒にいるつもりだったのに、あなたが別れを告げたのよ。ショックだったわ。あなたは私の信用を喪ったの。 だからもう

        母国語で勉強できる幸せ

        • ふと、私はもう、「親」をしたくないと思った。 子供の頃から、精神的に親の「親」だったし、私自身を自分自身で「育て直し」した。そのせいか、もう人生そのものに疲れ果てている。 子供は好き。かわいい。でも、「親」はもうしたくない。 自分の人生を生きたい。第3の人生が欲しい。

        • 今日のハイライト。 ・朝から熱中症で、夜になった今でも未だに頭ガンガンするのが治らない。 ・English, English, English!!!! ・もらいもののぼんち揚げみたいなおかきのお陰で、熱中症で機能停止していた胃がようやく動き出した。せんきゅーおかき醤油味!!

        • twitterへのお気持ちと映画の話。

          Goodbye Blue Bird

          本日2023年7月24日、旧twitterが大幅改革され、現Xとなった。と、同時に、アカウントが凍結された。 それでなにもかも面倒になったので、もういいや、という気分になった。 グッバイ幸せの青い鳥。 ということでnoteの方がネットにおけるメインのアウトプットフィールドになった。 今までまともに運用できていなかったのは、私がたいそうめんどくさがりで、凍結されてもうなにもかもどうでも良くなったから解除依頼も出すのが面倒で出していないほどのめんどくさがりで、それ故に、SNSの

          Goodbye Blue Bird

          twitter凍結された。 めんどくせえからもういいや

          twitter凍結された。 めんどくせえからもういいや

          ツイッターが使えなくなったみたいなので、こちらで不定期に日記を書くことになるんだろうが、さて、エッセイとは? というので悩み中。 note掲載中の短編連作は余裕があればそのうち。

          ツイッターが使えなくなったみたいなので、こちらで不定期に日記を書くことになるんだろうが、さて、エッセイとは? というので悩み中。 note掲載中の短編連作は余裕があればそのうち。

          短歌まとめ 2023年1月

          ツイッター(@Kiboshi_S)で詠んでいた短歌のまとめ 2022年9月~12月ぶん。 若干の推敲修正をしています。 2022年 12月 残り 吹きすさぶ雨と嵐の叫び声 聖夜の夜景の亡者の悲鳴(12/25) あかぎれがしみる師走の氷水 かつての母の手を思い出す(12/29) 反射した昏い画面にある過去にコールしたくて 電源を切る(12/29) 大掃除窓辺を行き来するたびひと息休む 庭の山茶花(12/29) 姿なき弦月晦日の夜空の向こうに照り歳星も眠る(12/30

          短歌まとめ 2023年1月

          短歌まとめ 2022年9月~12月

          ツイッター(@Kiboshi_S)で詠んでいた短歌のまとめ 2022年9月~12月ぶん。 若干の推敲修正をしています。 9月 菊の花のような君の唇のわずかにひらいて歯の白く見え(9/27) 10月 秋雨の骨身にしみる冷たさに遠き春を恋しく思う(10/5) 石ころを摘んで重ねた思慕慕情 愛に逢いたしオー・ルヴォワール(10/11) 波立たせ赤くひらめく金魚の尾 揺らいで跳ねて喘いで嗤う(10/11) ふと見れば 夜のとばりの輪郭を 赤く染めいく秋の暮れ六つ(10/11

          短歌まとめ 2022年9月~12月

          短編連作小説『つぼみ』 番外編 ホットケーキを焼こう!

          二人の女子高生とその周りの人たちの短編連作小説『つぼみ』の番外編 即興掌編です。 『ホットケーキを焼こう!』  丸く小さな青い火の並んだコンロの上にフライパンを置く。時々フライパンの上に手をかざししばらく待っていると、フライパンの底から温かい空気がマシュマロのような弾力を以って手のひらに触れるようになる。そうなったらバターをひとかけら……入れようとしたが、バターはねっとりとバターナイフにくっついて、なかなか離れない。仕方なく指で引っぺがして放り込んだ。バターのついた指先を

          短編連作小説『つぼみ』 番外編 ホットケーキを焼こう!

          短編連作小説『つぼみ』#2 トランスフォーム

          二人の女の子とその周りの人たちの短編連作小説。#2 『トランスフォーム』  紫陽花がうっすらとピンク色に泣いていた。  雨が降っていた。雨粒がこんもりした花の束に当たって、小さな花びらを伝い滴った。  日曜日の午前一〇時。ゆったり起床したボク吉野もみじの寝起きの眼には、うすぼんやりとした世界しかなかったのに、紫陽花だけがはっきりとした彩りをもって、そこに存在して見えた。  紫陽花は母の菜園に植わっていた。いつも梅雨のころになると、うっすらとピンクや水色に色を変えて花開く。

          短編連作小説『つぼみ』#2 トランスフォーム

          短編連作小説『つぼみ』#1 髪梳り

          二人の女の子とその周りの人たちの短編連作小説。 『髪梳り』  彼女が首をかしげると、髪がひと房、肩から流れ落ちた。天輪のように白くなめらかに磨き上げられた光沢の、しかし光をすべて吸い込みつくすような、黒檀の髪だった。 「ねえ、つるぎ、話、聞いているの?」  くれはが大きく首をかしげて私を覗き込んでいた。甘い、白百合のような香りがする。 「次、視聴覚室でしょ。置いていくわよ?」  姿勢を戻し、くれはが肩の髪を払った。光沢のある黒檀の髪がまた動き、さら、と衣擦れのような音を立

          短編連作小説『つぼみ』#1 髪梳り

          徒然なるままに、ささやかな書き物でもしてみんとす。

          雨降りの後の、打ちっぱなしたコンクリートを薄めたような空から、白っぽく光が部屋に入ってきている。それは初夏の強烈な、恋を覚えたばかりの少女が微笑むような明るさもまぶしさもなく、うっすらとした陰りを以って水っぽく、冷たく白々しく、他人にするようなよそよそしさだった。 雨の後は静かである。水っぽい冷たさが白っぽい怪物となって音をむしゃむしゃ食べつくし、世界を静寂にしているのかもしれない。人の息すら食べつくし、白っぽく世界を支配している。 鳥が突き抜けるように声を上げた。怪物の腹を

          徒然なるままに、ささやかな書き物でもしてみんとす。