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住宅街に残る戦争遺構/イワテ歴史的建造物巡り8
皆さんお久しぶりです。最近更新をしておらずスミマセン(汗)
今回紹介するのは今年の春頃に訪れた際の写真なので現在とは異なる場合がありますがご了承下さい。
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花巻防空監視哨聴音壕は昭和17年(1942)に建てられたもので、建設当時は周りに盛土されていたそうです。
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説明板の通り、円筒形の壕の形状がほぼ完全な状態で残っていることは珍しいらしく、平成31年(2019)に看板設置を行うなど地元の方々で保存を行っているようです。整備される前、草木が生い茂っていた記憶が自分の中にあり、その時はこのようなものが眠っているとは知らずにいましたが、いつの間にか整備され煉瓦の建造物が現れたときは驚きました(・o・;)
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使い方としては中に入り敵の飛行機の音を聴き取り部隊に電話で報告をしていたそう。しかし相手であるアメリカはレーダーで情報を得ていたとのことなので日本の設備の遅れがわかります。
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![](https://assets.st-note.com/img/1693707444128-VetHw9EGpc.jpg?width=1200)
戦争遺構は日本全体で見てみると文化財としての保護が進んでいない地域が多く、取り壊しも相次いでいます。ここでは文化財としての保護はありませんが、こうして地元の方々で保存してくれているのはとてもありがたいことです。こういった地域の歴史を伝えるものは現存していないと伝承しにくくなってしまうので戦争遺構に限らずいつまでも残っていてほしいです。
【建造物DATA】
名称 花巻防空監視哨聴音壕
年代 昭和17年(1942)
住所 〒025-0097
岩手県花巻市若葉町2丁目
座標 39.3869666, 141.1040050
駐車 なし
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