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スマホなくした

スマホなくした。マジになくした。「実は意外と近くにありました~」という恒例イベントがまだ発生していない。ほんとにほんとになくしたらしい。


真っ先に感じたのは「めんどくさぁ・・・」というため息交じりの醬油瓶の液だれのような言葉だった。ほんとにだるい。今私はこの世で一番「失ったときはじめて失ったものの重要性を感じる」という名言を実感しているんじゃないのか。


ただ、この感情はとても貴重なものだと思う。スマホは確かに便利ではあるけど、いろいろとしんどい部分もあった。

一日の平均使用時間は十時間くらいになったりした。怠惰と惰性の温床だったように思う。ずっとYouTubeとTwitterとラインを反復横跳びしていた。

SNSは孤独を紛らわしてくれたけど「誰かいるのに誰もいない」みたいな状態に脳がバグを起こしてた気がする。世界を広げてくれはしたけど隣の芝も無限に増えて辛かった。


とりあえず一週間ほどスマホなし生活を楽しんでみようかと思う。
どんな状況にも楽しめる人間でいたい。そのための試練としてスマホなし期間はちょっとしんどそうではあるけど、悪くない。そう考えて、クソゲーな人生と社不な自分自身を宥めすかしながら愉しく生きていけたらいいな、ということで筆をおく

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