「左党せん望 飲み街道 酒蔵めぐりコース」(2005年2月7日 ほのぼの岡田さんの井原線ウォーク 冬編④)

 古~い19年前の新聞原稿をひも解いてウォークのイメージをふくらませる。

 井原線が走る小田川流域は古くから米、水、備中杜氏による技術の三拍子そろった酒どころでした。時代の流れで多くの酒蔵が消えていく中、井原市周辺には今も日本酒造りに励む酒造会社と、地域の人々に愛されてきた「銘酒」が残っています。今回はそんな酒蔵を訪ねます。
 出発は井原駅です。「春は名のみの」の寒々とした風景の中を小田川の上流、芳井町へと向かいます。最初の酒蔵「山成酒造」。井原市周辺で酒造りを続けているのは同社だけです。1804年創業で、興譲館高校の初代校長阪谷朗盧ゆかりの「朗盧の里」や「蘭の誉」などを造っています。
(山成酒造ウォーク 2 に続く)

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