ハイタカ

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韓国映画の凄さを知ってるのに、韓国TVドラマは見ない人に、何としても見て欲しい「マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~」

韓国ドラマファンにはもうお馴染みの作品かもしれないが、「マイ・ディア・ミスター 〜私のおじさん〜」を見る。 あまりにも良いドラマで、ずっと終わって欲しくなく、ひと月くらい最終話を見ないでいた。どのような終わり方であっても、終わることを受け入れる気持ちになれずに…。 そしてようやく、桜も散る3月末に最終話を見る。 これだけハマったドラマは記憶ありません。最大限の賛辞を送りたいです。 「このドラマを知ることなく、死なないで良かった」 と心の底から思います。 作品自体はもう

    • 映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」の清原果耶の佇まいに儚さを知る

      清原果耶はいつも儚げで凛として独りで立っている役が多い。闇を抱えてそれにのまれないように他人には分からないところで死に物狂いで抗っているような佇まい。 映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」の彼女が演じる少女も同じだ。凛として儚げな姿がそれだけで画になる。 ひとりの不思議なおばあさん(=星ばあ)との出会いが彼女を変える。歳をとると何でもできるとうそぶくそのお婆さんを演じるのが、桃井かおり。ちょっとエキセントリックなお年寄りを演じさせるなら彼女か夏木マリしかいないだろう。ハマり

      • 映画「いつかの君にもわかること」で何気ない日常に宿る愛を知る。

        この物語は、近いうちに死から逃れられないことを悟った後の、残り僅かな父と息子の日々が綴られている。そのため、劇中でそれと分かるように、死に抗う姿を父は一度も見せることはない。受け入れたのか、諦めたのかは分からない。 語られることはないが、そこに至るまでにどれだけ苦しんだかは想像に難くない。妻は去り男手ひとつで育てなくてはならなかった状況、あまつさえ自分も親もなく施設などを転々として過酷な子供時代を過ごしたのだ。親の存在が子供にどれだけ重要であるかは身に染みて分かっている。何

        • 良いものは時が教えてくる その1 30年もののLevi’sのセーター

          30年以上も前のセーターはこの冬も現役 良いものって何だろう? と、単純に考えた時にいろいろなことが思い浮かぶ。 例えばその美しさだったり、機能性だったり、中にはその値段を理由にあげることもあるかもしれない。 ここでは、そんな物差しのうち、 『長く使ってもちゃんと使えるもの』 という点から自分が個人的に使っていて「良いものだな」と実感するものを紹介していけたらと思う。 言い換えると良いものは長く使える、良いか悪いかは長く使ってみないと分からない、と言えるのではないか

        韓国映画の凄さを知ってるのに、韓国TVドラマは見ない人に、何としても見て欲しい「マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~」

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        • 映画「いつかの君にもわかること」で何気ない日常に宿る愛を知る。

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