第1回息抜きタイム~応援の力~

こんばんは。


第1回息抜きタイムでこの記事を投稿します。
サブタイトルにもある通り、応援の力です。

いきなりですが、皆さんは何かを応援したり、されたりしたことってありますか?
無いって方はいないんじゃないかなって思います。

私の経験では

【した】
友達が試験を受けていた時
母校の応援(野球部)
妻の資格受験
などなど

【された】
野球の試合
大学受験の時
今まさにDATASaberを受けている事
などなど

ざっと考えただけでもこれだけ出てくるんですよね。

では次に。
応援の力って本当にあると思いますか?

私はあると信じています。

それは、サッカーです。(野球部どこ行った?ってツッコミは認めます)


私は小学校入学時に読売ヴェルディの帽子をかぶり、小学校2年生から野球を始めました。
中学2年生の時に、コンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)に出会い、そこからコンサドーレのサポーターとして動き始めます。

大学の時に所属していた「スポーツ観戦愛好会」
これ私のためにあるサークルだと思いました。実際には観戦ではなくスポーツ好きが集まるサークルではありましたが、それでもスポーツの楽しさを共有できる時間は本当に有意義なものでした。

中学2年生なので15歳から、今年35歳まで、コンサドーレを応援し続け、多分死ぬまでコンサドーレを応援するんだろうなーとブログを書きながら勝手にしみじみしています。

さてさて本題の応援の力ですが
これ私が実感したことがあります。

2019年10月26日 埼玉スタジアム2002
JリーグYBCルヴァンカップ決勝
北海道コンサドーレ札幌VS川崎フロンターレ

結果は3-3のままPK戦までもつれ込み
川崎フロンターレが優勝しました。
あれから4年、未だにあの悔しさは忘れないし、あの時の熱量、そして感じたことも忘れられません。

20年近くのサポーター歴の中で、節目の試合は確かに存在しました。だけど、私の人生の中で、たった一つのチーム、ピッチにいる11人を(もちろんチームとしてだけど)これだけの人が、とんでもない声で、とんでもない「熱量」で鼓舞し続ける姿に驚きだったし、ましてや決勝が本州で行われて、この日は台風直撃という不運もあった中、北海道からこれだけの人が駆け付け、しつこいですがとんでもない「熱量」で応援し続けたこと、ぴったりな言葉が4年たっても見つかりません。

冒頭が一番の衝撃でした。
今や札幌を代表する曲となった「スティング」
代表となる試合は間違いなくこの川崎戦だと思っています。
歌詞の冒頭、音頭を取るコールリーダーが「行け札幌!」と叫ぶと我々も「行け札幌」とつなぐのですが、あの声量だけではない熱量、人生で後にも先にも聞いたことがありません。
きっと何万人の大応援でも負けないであろう熱がそこにはありました。

それが90分絶えることなく続くのです。正確には延長戦も含め120分の間、ひと時の熱量が覚める瞬間もないまま走り抜けました。

ここまで、サッカーに興味がない方はなかなかわかりにくい内容ですが、J1とJ2を行ったり来たりするクラブが、J1でも優勝候補のチームに対して、先制し、逆転されるも、後半ラストプレーで追いつき、延長で勝ち越し、追いつかれ、最後は破れしまった、それだけでも十二分に健闘なのです。


この後半ラストプレーで追いついた場面、私はひたすら祈りながらコーナーキックを見つめていました。
この時すでに90分以上、全力で声を張り、飛び跳ね、みんな体はボロボロのはずなのに、それでも最後までだれ一人あきらめていなかったように思います。


そんな祈り、応援の熱量が、最後の最後、劇的な同点ゴールを挙げてくれたのだと、私は4年たった今でもその考えを変えることができません。
勿論選手の努力、選手たちが死力を尽くして戦ってくれた結果なのは言うまでもないです。
でもあの場にいて感じたことは、選手だけではなく、サポーターの力も重なって起きた奇跡なんだと。
言葉にすると軽っちく聞こえますが、私は今でも本気でそう思っています。


20年の間、死ぬまでに何でもいいからタイトル取れたらいいなー。きっと泣いて喜ぶだろうなぁなんてぼんやり考えていた私ですが
この試合ほど泣きながら応援したことは人生でありません。それほど本気でしたし、同じ同志、同じ気持ちを持った仲間たちが大勢いたのです。
※全国ネットに私が号泣しながら叫んでいる姿が映ったことは、一生の思い出となるでしょう。
これは通常のリーグ戦では絶対に味わえない気持ちでした。もちろんリーグ戦だって同じ熱量をもって応援したいのですが、やっぱり違うのです。


そこから応援の力を私は信じるようになりました。
人から応援されるとき、何かを応援するとき、
ひとりじゃない、支えてくれる人がいる。そう思うだけで自分ひとりの力よりもっと強くなれる。
薄っぺらいかもしれませんが本気そう思うようになりました。



私が当時書いたインスタグラムの記事です。


きっと、死ぬまで北海道コンサドーレ札幌を応援するでしょう。
タイトルを取った暁には、号泣どころでは済まないでしょう。

自己紹介でも書きました、8月に愛娘が産まれました。
この8という数字、私が一番応援している深井一希選手の背番号なんですよね。
深井くんの記事はまた別の機会にするとして、実は同点ゴールを挙げたのがこの深井くんでした。
無理やりかもしれませんが何かの縁だと信じてます。


あれから4年、いつの間にか家を買い、娘が産まれました。
そしていつかこの愛娘と、聖地が地元の妻と一緒に
タイトルがかかった試合を現地で観戦し、ぶっ倒れるまで選手の背中を押して、選手と一緒に優勝の喜びを感じる。


今の私の一番の夢です。
そのためにできること、死ぬほど応援する。それだけです。



長くなりました。
もっともっと伝えたいことがたくさんあるのですが、今までで一番駄文というか伝えたい事の1mmも文字に書き起こせない自分に腹が立ったのでここまでにします。


最後に、この試合後に読んでいたサポータさんのブログで一番胸に刺さった方の記事を紹介させていただき、結びとさせていただきます。
nanaseさん、無言転載すみません。問題があるようでしたら仰ってください。

https://note.com/n_consa/n/neaae5907f200

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