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あ、そっち選ぶんだ、ふーんと思ってる

何か些事が生じて、選択肢が2つあるとき。

1つは、自分にちょっと負担がかかる。
もう1つは周りの誰かに手間をかける。

こういう2択のとき
絶対
どんなときも
100%
「人に手間をかける」方を選ぶ人がいます。

1つ1つは、大したことではないのです。

例えば、届いた資料を他部署に渡すとか
1本電話をかけるとかメールするとか
最新情報を共有ファイル内に移動するとか
何かのついでか、2~3分で片付くようなこと。
本日の業務に差し支える程ではない雑務。

念の為付け加えておきますが、業務量に差があったり、緊急度の高い案件を抱えていたりする場合は対象外です。

人は1人で生きてるんじゃない
困ったときは助け合おう
お互い様じゃないか!
という気持ちは、わたしにも
(薄めだけど)あります。

問題なのは、いずれも同等か、どちらかというとあなたの方が暇じゃない?という場合も
満遍なく
無邪気に
躊躇なく
人に負担をかける方を選ぶ人。

人に頼み事をしておいて、自分はいけしゃあしゃあと井戸端会議に興じたり、タバコを吸いに行ったり、無益な長電話をしたりする人。

わたしは普段、ルーティンワークや雑事について効率化の可否を検討し、実行して、自分と相手の手間を極力減らすように心掛けています。

だから例えば、請求書の送付における以下のようなやり取りが嫌い。

「先月の請求書、まだ届いていないんですが」
「え、本当ですか、ではもう一度送りますね」
…数日後…
「あのあと、すぐ届きましたー」
「では、後から届いた方は破棄してください」
「わかりました」
…翌月…
(経理から)「二重で支払われています」
「破棄してって言ったのに……!」

こういう二度手間三度手間が、心から大嫌い。

データなら、送った・届いていないの水掛け論になりにくいし時差もないので、わたしは自分の担当分についてはどんどんお客様に働きかけ、可能な限りデータでのやり取りに切り替えています。

そんなわたしに「請求書の郵送を頼む」という行為は、例え2~3分の作業だとしても、心情的には重めなのです(知らないでしょうけど)。

上記のような余計なやり取りに抵抗を感じないからこそ、今もって郵送という手段を選択しているあなたの担当分なんだから、自分でその責任を被ってよ、気軽に人に背負わせないでよ、と思います。

こういう小さなモヤモヤが度重なると自然と、その人との距離は徐々に開いていき、必要最低限のコミュニケーション量になっていきますよね。

物言わぬ事務員は「この人っていつも人に負担をかける方を選ぶタイプだよな」と、冷静に上司や同僚を観察しているのです。

ふーん
なるほどねぇ…

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