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「社会人大学人見知り学部卒業見込」を読んで

こんにちは。ニボシです。

今日はほぼ1日読書をしてました。noteで他の方がどんな本を読んでるか気になり、いくつかピックアップしたものを図書館で探しました。

残念ながら所蔵してない作品もいくつかありましたが、ピックアップした本+その周辺にあった気になる本を数冊借りてきました。

今回読んだ本は、若林正恭著「社会人大学人見知り学部卒業見込」です。

お笑いコンビ、オードリーの若林さんが書いた本です。とある方がこの本の「完全版」を紹介していたので気になって図書館で探しましたが、残念ながら置いてなかったのでそのひとつ前の作品になります。

若林節がふんだんに盛り込まれて、普段テレビに出てる若林さんがそこにいるような感じが読んでてしました。その中には、「めっちゃ分かる」って内容もいくつかありました。

特に印象に残ったのがこちらです。

今年は芸人仲間4人と箱根に行った。(中略)
最初は「露天から見える竹林が綺麗だな」と大変気持ちがよかった。しかし、しばらくすると「そういえは、あれはいつまでにやんなきゃいけないんだっけ?」とか「こんなことしてていいのか?」と展開しネガティブの底に向かって思考は真っ直ぐ下降した。

社会人大学人見知り学部卒業見込より一部抜粋

悩み事があるからリフレッシュするつもりが、返って不安を増幅させてしまう。自分では楽しんでいるつもりでも、頭の片隅にはその不安要素が拭いきれずに、ゆったりした時にそれがモンスターの如く現れる。

私が仕事をしていた時は、仕事が終わりきらなくて翌週に持ち越しになってしまった時とか、締め切りが近い仕事がある状態で土日を迎えた時、確かに同じような心理状況にあったなと思いました。翌週の不安があって休日を楽しめない、みたいな。

ボーッとすることも確かに良いかもしれませんが、若林さんにとっては逆効果だったみたいです。そこで思い付いたのが「没頭」すること。

没頭することによって、不安というネガティブモンスターの出現する隙を与えず、切り抜けるという戦法です。

掃除をする、料理をする、文章を書く、みたいに何か没頭できるものをいくつか持っていた方がモンスターが出現した時の武器になると若林さんは本で記しています。

私はこれには激しく同意しました。確かに掃除とか、本とか読んでると没頭して他の思考の入る隙を与えません。却って、ベッドの上で天井眺めてボーッとすると変に不安が募ります。

仕事をしてた時は仕事のこと、無職になると無職のことで何かしらネガティブモンスターが潜んでいるのは、今の生活をしているからこそより感じます。

本を読むだけでなく、他に没頭できることをお守りみたいにいくつか持っておいた方がいいなと思いました。せっかくの無職なんだし。

この他にも、人との接し方とか若林さんなりの経験と目線でためになることが書いてあるので、読むと生きるヒントを得られると思うので是非読んでみてください。

また読みたい


おわり。


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