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【山の紹介と登山レポート】3座目:磐梯吾妻スカイライン

こんにちは!

今回は、8/18~8/20(2023年)の三日間かけて、福島県の磐梯山と磐梯吾妻スカイラインへ行ってきたことについて、紹介とレポートを書こうと思います。

二つ目は、日本離れしたスケールで見どころもたくさん!車で行ける山岳観光道路「磐梯吾妻ばんだいあづまスカイライン」と、道中の浄土平から登れる「吾妻小富士あづまこふじ一切経山いっさいきょうざん」です。

読んでくださる方へ、あなたの休日のお出かけ先の参考になると幸いです!


磐梯吾妻スカイラインの紹介


磐梯吾妻スカイランはどんなところ?


磐梯吾妻スカイラインは、福島県の北部にある山岳観光道路です。


全長約29㎞、最高標高は1622m。
福島市の高湯温泉から土湯峠を結んでいます。

以前は有料でしたが現在は無料開放されており、マイカー規制などはないため、交通機関への乗り換えなしにだれでも訪れることが可能です。

道中にはいくつもの観光スポットがあり、景色や自然を楽しみながらドライブすることができます。

日本のアリゾナ


中間地点には火山活動でできた荒原と湿原があり、「浄土平」と呼ばれています。
標高があがり、浄土平周辺までくると日本離れした風景が広がります。

”引用元:https://www.f-kankou.jp/spot/1713”

その景色は、荒涼とした大地が広がるアリゾナ砂漠のような光景だとSNSで話題になったこともあるようです。

登山やハイキングの玄関口として


浄土平には、ハイキングや登山の玄関口となる「浄土平ビジターセンター」や駐車場が設けられています。

浄土平ビジターセンターと一切経山

周辺はハイキングコースが整備されており、「吾妻小富士」や「一切経山」へ登ることができますし、さらに足を伸ばせば「東吾妻山」などにも向かうことも可能です。
ビジターセンターにはレストランやお土産売り場などがあり、ドライブで訪れるだけでも楽しむことが出来ます。

ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

登山レポート


土湯温泉に宿泊

8/19日に磐梯山への登山を終えたあと、福島市まで移動。
福島市南西部にある「土湯温泉」の「YUMORI ONSEN HOSTEL」に宿泊しました。

こちらのホテル、個室や大部屋に加えてドミトリールームもあるホテルです。ホステルが併設されたホテルといったところでしょうか。
僕はドミトリールームに宿泊しました。

登山終了後のドミトリールームで心配だったのですが、部屋は綺麗で、大浴場やキッチンなども設けられていて、非常に快適に過ごすことができました。

人気展望スポット・不動沢橋へ


登山当日(8/20)。

当日の天気予報は曇り時々雨。「もしかしたら景色全然見れないかもな~」などと少し不安に。
ただ、(絶対に間に合わないとわかりつつ)不動沢橋から昇る朝日が見たい!との思いもあり、晴れることに賭けて早く出発することにしました。

6:00頃にホステルを出発。
この時点で、空は完全に雲に覆われていました。

しかし、磐梯吾妻スカイラインに入り、標高が上がるにつれ、徐々に雲を抜け青空に変わっていきます。

7:00過ぎに人気展望スポット・不動沢橋へ到着。

不動沢橋
不動沢橋から見た雲海


本来であれば、この橋からは福島市を見下ろすことができる絶景スポットとなっています。

しかし、この日は曇り。

それが幸いして、福島市全体に雲がかかっていました。
一面の雲海。本当に雲の海にかかっている橋にしか見えません。
一生忘れられないようなすばらしい景色でした。


日本とは思えないような景色が


雲海を楽しんだ後、そのまま車で道を進み浄土平駐車場を目指します。

天狗の庭より浄土平方向


標高が高くなるにつれて木々が減り、火山らしい景色になってきます。
浄土平のすぐ手前までくると、ネットで調べたとおり、アメリカの荒野に来たかのような風景が広がっていました。



吾妻小富士に登る


景色を楽しんだ後は、浄土平の駐車場に車をとめ、まずは吾妻小富士に登ることにしました。

吾妻小富士


数十分で登ることができるため、軽装で散策している方が多くいます。

噴火口
通ってきた道路


頂上に到達すると、奥にはこのあと登る一切経山がきれいに見えました。常に音をたてて噴気をあげています。


頂上より 奥には一切経山


徐々に雲が増えてききたため、天候が悪化する前に一切経山を目指すこととしました。

一切経山への登山開始


吾妻小富士から下山後、すぐに一切経山を目指します。


天候が悪くなりそうなので速足で向かいます。(おかげで道中の写真を撮り忘れていました笑)

浄土平から一時間弱で酸ヶ平避難小屋へ到着。
ここまでの道はハイキングといった感じです。
小屋を少し過ぎると鎌沼が見えました。

奥に鎌沼


次第に雲が…


酸ヶ平避難小屋を過ぎると登山道は次第に急なガレ場になります。
そして、このあたりでさらに雲が増え、天候が悪くなりだしました。

30分ほど登ると草木がなくなり、山頂までゆるやかな荒野の道に。
もう少しです。
この時は少し雲が晴れ、山頂方面を見ることができました。




登頂!しかし…


10:00頃に一切経山に登頂!

一切経山頂上


しかし、雲が多くて残念ながら景色は全く見えません。

そして本来は頂上から「五色沼(魔女の瞳)」という綺麗な沼が見えるのですが…

”五色沼・引用元:https://www.f-kankou.jp/pickup/27552”
曇って見えず


雲がかかって全く見ることができませんでした…。

晴れることに期待し、休憩しつつ1時間ほど待ってみたものの雲は晴れることなく、次第に増え続ける一方です。

雨が降る前に足早に下山することにしました。

下山中に見えた吾妻小富士


次第に雨が降り出したことから、結果的に良い判断だったと思います

本来であればきれいな景色を楽しめる一切経山ですが、今回はこれで登山を終了することにしました。
きれいな五色沼をいつか見てみたい気持ちがあるので、機会があればいつかまた訪れてみたいと思います。

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最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

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