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【山の紹介と登山レポート】1座目:乗鞍岳

2023年に入り、なんとなく「新しいことを始めたいなぁ」とずっと考えていました。
7月半ばに差し掛かった頃。ここ数年、スキーで雪山へ行く中で、この美しい景色を夏の山でも見てみたい!と感じたことを思い出します。
そこで、道具をそろえ、思い切って登山を始めてみることにしました。

新しい趣味としての登山。その始まりの一座に、「乗鞍岳(標高3025m)」へ行ってきました。

自分の趣味活動記録として。
また、読んでくださる方へ、あなたの休日のお出かけ先にと考え書いてみました。ぜひ参考にどうぞ!


乗鞍岳の紹介

乗鞍岳はどんな山?


乗鞍岳は、北アルプスに位置し、長野県と岐阜県にまたがっています。

複数の山々の集まりで、最高峰の剣ヶ峰は標高3025m。日本で19番目に高い山です。

日本百名山にも選ばれている自然豊かな山です。


登山初心者におすすめ


そんな乗鞍岳ですが、[乗鞍スカイライン]もしくは[乗鞍エコーライン]という山岳観光道路を使用すれば、標高2700mまで一気に上がることができます。

登山道もよく整備されていることから、登るのも比較的簡単。そのうえ、3000m峰であり、上記のように日本百名山にも選ばれていることから、登山愛好家はもちろん、登山初心者やこれから登山を始めるという方にも人気のある山といえるでしょう。

”引用元:http://norikura-bus.com/guide/”


畳平へ行くだけでも楽しめる!


乗鞍スカイラインと乗鞍エコーラインはマイカー規制が敷かれており、バスやタクシーを利用しないと通行できませんが、それゆえ自然が保たれており、標高が上がるにつれ周囲の山々を見渡せる絶景が待っています。

山岳道路を登り終えると、畳平バスターミナルに到着します。登山や観光のベースとなる場所で、レストランやお土産を販売している売店、宿泊施設などがあります。

畳平周辺は歩道が整備されており、自然を楽しみながらのハイキングに最適です。魔王岳や大黒岳、富士見岳など、気軽に登れる山もあります。

”引用元:https://norikuradake.jp/images/page/shisetsu/map@2x.png”


最高峰の剣ヶ峰への登山目的でなくても楽しめるので、ぜひ行ってみては?(簡単に登れるといっても登山道なので、適した靴と装備で行きましょうね!!)

畳平バスターミナル


登山レポート

乗鞍エコーライン経由で畳平へ


登りに行ったのは8/13(日)。

当日朝6:00頃に自宅を出発し、平湯インターから安房トンネルを抜け、白骨温泉を通り、9:00頃に松本市乗鞍観光センターに到着。

実は2023年8月現在、乗鞍スカイラインは災害の影響で通行止めとなっています。

自宅からは乗鞍スカイラインのほうが近いのですが、やむなし乗鞍エコーライン経由で畳平へ向かうことになりました。

バスに乗り、景色を楽しみつつ、乗鞍大雪渓の横なども通り、10:30頃に畳平バスターミナルへ到着。

ここから剣ヶ峰への登山開始です!

畳平から登山道方向の景色


肩ノ小屋へ向かう


モデルコースは畳平から山頂ピストンコース。
https://yamap.com/model-courses/177

まずは肩ノ小屋へ向かいます。

肩ノ小屋までの道中はとても歩きやすく整備された登山道。
周囲の景色を楽しみつつ、のんびり登ります。

お花畑方面
不消ヶ池
摩利支天岳と乗鞍観測所


道中、畳平まで来るときに通った乗鞍エコーラインも見えました。

乗鞍エコーライン


富士見岳登山口あたりで座れそうなスペースがあったので少し休憩。
行動食として持ってきていたソイジョイがパンパンに膨れていて、山に来たのも久しぶりだったので「おもしれぇw」となりました。


富士見岳登山口を過ぎて少し歩くと、剣ヶ峰の頂上が前に現れます。

剣ヶ峰頂上


目指す頂上が見えてくると、テンションが上がります。頑張ろうという気持ちがめちゃくちゃわいてくる!

11:00過ぎくらいには肩ノ小屋へ到着しました。

本格的な登りに


肩ノ小屋を過ぎると、登山道は急になり、ごつごつした岩も増え、本格的な山登りといった感じになります。

中央に見えるのが肩ノ小屋


初心者向けの山といっても、なかなかきつい登り。
小学生以来の山登りでヒイヒイ言いながらも、なんとか登り続けます。

頂上へ続く稜線までくると、権現池が現れます。

権現池と火口


ここまでくるともう少し。

剣ヶ峰に登頂


稜線に出ると、山頂までの道が続いて見えます。

目印のような石碑がある


頂上から少し下の乗鞍岳頂上小屋。売店などがありました。


頂上小屋から少し登り、12:00頃に登頂!

乗鞍岳最高峰・剣ヶ峰
エコーラインと乗鞍高原
大日岳


天気も良く、山頂から見える景色は絶景でした。

頂上へ続く登山道


登山道を見下ろすと、「ここまで登ってきたんだな」と心動かされるものがあります。

頂上で30分ほど景色を楽しみながら休憩し、下山しました。

富士見岳と大黒岳へ


剣ヶ峰から下山後、せっかくなので富士見岳にも登ってみることに。

富士見岳は登山道側からは10~15分ほどで登ることができます。(バスターミナルからは30~40分ほど。)


13:40ごろには登頂。


富士見岳は、快晴時には名前の通り頂上から富士山がみえるらしい。
自分が登頂した時には雲が増えてきて、富士山は見えませんでした。残念!

左に鶴ヶ池 正面は大黒岳


富士見岳から下山後、バスが来るまで時間があったので、大黒岳にも行ってみることにしました。

大黒岳も手軽に登ることができ、バスターミナルからは20分ほどです。

魔王岳と恵比寿岳


二つの山に登ったあとで足はもう限界…。
登ると決めたことを後悔しながらも、なんとか登頂しました。

焼岳や穂高岳が見えた
大黒岳から見た富士見岳


山頂からあこがれの焼岳や穂高岳が見えてうれしくなったので、結局登ってよかったかなと。

魔王岳にも登ろうと思ったものの、体力の限界で断念。

乗鞍岳登山を終了することとしました。


乗鞍岳、自然にあふれ景色もよく、とても登山していて楽しかったです。
登りやすい登山道、初心者にもやさしかったです。

また行ってみたいと思えるすばらしい山でした。

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
次の記事もぜひ読んでみて下さい。

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